レビューメディア「ジグソー」

LGA1366用の一番安いCPU、でもコストパフォーマンスは良好

Intel社が性能を追い求め、従来との互換性すら犠牲にして誕生したCPU。

従来のLGA775ソケットとは、互換は無く、専用のLGA1366というソケットが新設されました。
また、チップセットも専用のX58という物が用意されました。
X58チップセットは、同規格のDDR3メモリを3枚挿す事により、TripleCannel動作を可能にしました。

ソケットサイズは大きくなり(CPUサイズも大きくなりました)、CPUクーラーの取り付け穴も広がったため、従来の物より大きめのリテールクーラーが付属しました。その関係で、箱もかなり大きくなりました。残念な事にLGA775用のクーラーはそのままでは使用する事が出来ませんでした。

登場時、2.66GHzという周波数で登場しましたが、当時同クロックでの性能では、敵無しでした。
また、オーバークロックが出来るマージンがあり、空冷でも3.0GHz以上の動作が可能でした。

何より感動したのは、Pentium4時代に置き忘れた資産、HyperThredがこのCPUには採用されました。
このCPUは、4つのコアからなるCPUですが、HyperThread技術により、あたかも8個のコアがあるかの様に動作します。
タスクマネージャのCPU使用率に、8個並んだのを見た時は、かなり感動した覚えがあります。

ステップがC0からD0に変わって、OC耐性も上がり面白さが倍増しました。

ただし、ある程度の電圧をかけると、急激に温度が上昇するため苦労させられます。
勿体無いですが、HyperThreadをOFFにする事で、クロックを伸ばせます。

昔出した、スコアが見つかったので、掲載しておきます。
私は、ドライアイスやLN2の極冷はしませんので、空冷か水冷かのスコアです。

i7-920-OC
i7-920-OC


920で4.5GHz近くまで伸びるとは思いませんでした。(OSの起動も出来ています)
ただし、HyperThreadをONにすると、温度の関係でここまでは伸びません。
  • 購入金額

    32,000円

  • 購入日

    不明

  • 購入場所

13人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (10)

他7件のコメントを表示

ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。

YouTube の動画を挿入

YouTube の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ニコニコ動画の動画を挿入

ニコニコ動画の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ZIGSOWリンク挿入

検索対象とキーワードを入力してください

    外部リンクを挿入

    リンク先の URL とタイトルを入力してください

    URL を正しく入力してください。

    画像を挿入(最大サイズ20MB)

    画像を選択してください

    ファイルサイズが20MBを超えています

    別の画像を追加

    ZIGSOW にログイン

    ZIGSOW会員登録(無料)はこちらから