こんにちは、正月はすっと仕事で、何も楽しくなかった hide です・・・(^^;)
今回は インテル(R) SSD 535 シリーズ のレビューをやらさせていただくことになりました
正月ずっと仕事だったんで、お年玉だと思っています、純粋に嬉しいです
ジグソープレミアムレビュー「インテル(R) SSD 535 - マシンガンレビュー III ノートPC 20機種 復活劇」のレビュアーに選出されましたと言うことで、今回はインテルのSSDを古いパソコンに換装してその性能を復活させろという内容です・・・
MacBook Pro 15.4/2.2GHzのHDDを換装してSSD化する内容になります
どんなパソコンかおさらいしておきましょう
i7の2.2GHzを搭載、HDDは500GBです、この状態で価格は15万・・・バブリーです
オプションで、SSDも選択出来ましたが価格的にとても無理な機種でした・・・(>_<)
この、MacBook Pro 15.4/2.2GHzは仕事上どうしても現行機種に出来なくて悩んでいる機種の一つです、なぜなら・・・
現在のMacBookは、DVD搭載機が無いから・・・です・・・
そうなんです、今のMacintoshはみんな薄い、軽い、画面が綺麗いいなあ・・・だけど、光学メディアは非搭載です
出先で、作ったファイルを手渡しで渡す時にDVDかCDで渡すのですが、内蔵が無いと実に不便・・・USB接続DVDを忘れると渡せない・・・
なんで、なかなか現行機種に移行出来なくて今に至っているマシーンです
今回のインテル(R) SSD 535 シリーズ はコンシューマー向け一般消費者向けのSSDで、2015年の春モデルとなり、執筆中の2016年01月だとちょうど価格も落ち着いてきてこの記事を見て私のパソコンも換装して見ようかなと思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、一見分かりにくいインテルのSSDの性能についておさらいをして見ましょう
インテルのSSDのコンシューマーモデルの一覧はこんな感じメーカーHPより
以前レビューをやらせてもらったインテルのSSDは730シリーズでした
コンシューマモデルとしてIntel SSD 730シリーズはエンタープライズモデルに近い物で、コントローラーにIntel「PC29AS21CA0」を採用しています。これは、データセンター向け製品のIntel SSD DC S3700S3500に採用されていたもので、これを採用することで耐久性を上げたという所が売りでした
ただし、730シリーズは色々な文献では耐久性という所がクローズアップされていますが、消費電力は高く、少しでも動作時間を長くしたいノートパソコンには向いていません
750シリーズは形状が PCIExpress形状なので、今回の目的には全く採点対象外です。ノートパソコンには入れれません
インテル SSD 535 SeriesのコントローラーはIntel刻印のSandForce SF-2281(BF29AS41BB0) 、NANDフラッシュはHynixのMLC採用を採用しており、製造プロセス16nmの最新MLC NANDフラッシュを採用しているのが特徴で、アイドル時55mW、アクティブ時165mWの低消費電力を実現、省電力化を実現しておりノートパソコンへの換装に向いていると思われます
しかしながら、mSATA形式はサポートされませんので、mSATA形式のHDDしか入れることが出来ないパソコンは換装が出来ません。普通の2.5インチのSSD搭載パソコンに換装するか、新型Macなどに採用されているM2規格採用のパソコン専用になります
ちなみにインテル SSD 530 シリーズは前機種になります。コントローラーに SandForce SF-2281 を採用している点は変わりはありませんが、前述の製造プロセス16nmの最新MLC NANDフラッシュと言う点が違い消費電力的には有利ではありません。カタログ値はアクティブ時が165mW→195mW、アイドル時が55mW→125mW、結構違うんですね・・・換装用に実際に買う時は インテル SSD 535 Series の方が良いと思われます
今回の換装するSSDは
インテル® SSD 535 シリーズ (480GB, 2.5in SATA 6Gb/s, 16nm, MLC)
と言うことで、容量も480Gのものがあてがわれます
一昔前は128GBの物でもやっとこさで買ったのですが、今は500G クラスが購入射程距離内に入ってきました・・・良い世の中です
前置きはこの位にして実際の商品を見ていきましょう
外箱はSSDサイズの大きさです。シンプル・・・
中身もシンプル・・・最低限の物が入っています
本体、SATA接続ケーブル、ドライバー、取り付けネジ、厚さ合わせ様のスペーサー、簡単な冊子
だけです
スペーサーは裏に両面テープが貼ってあって貼り付けが出来ます
これで、7mm厚でも9mm厚でも使えます
まずは下準備から
交換する前に現状を把握しておきましょう
起動の計測は超アナログな方法です
電源OFF状態から画面が出るまでをストップウォッチで計測するだけです
現状でやってみましょう・・・
1分28秒かかっています・・・(^^;)
現在の最新型パソコンと比較したらお茶が沸くような時間です・・・
ついでなんでHDDの速度テストもしておきましょう
まあ、こんなもんでしょう・・・
さあ、ここから換装していきます・・・
MacintoshのHDDとかSSDの換装はSSD本体を先に換装してからOSを入れ替えます
Windowsマシーンは先にクローンを作りますが、その必要は無く簡単です
さっそく入れ替えましょう
分解と換装をして見ましょう
MacBook Pro 15.4/2.2GHz の換装は簡単です
準備するのは 00番の+ドライバー、T6のトルクスドライバー(ヘックスローブドライバー)、何らかのUSBで接続出来るSATA用のケーブルです
以上3個・・・これだけです (^^;)
まずはMacBookの電源を抜いてひっくり返します
ひっくり返したら
00番の+ドライバーでネジを外していきます
赤で囲ったネジを外すのですが、赤丸は短いタイプ、赤四角は長いタイプが刺さっています
ネジは回りに置いておきましょう(なくさないように注意)
開けるとすぐにHDDやらメモリーやらが出て来ます(アクセスは容易です)
リンゴマークの500GBのHDD(東芝製)が出て来ました
DVDドライブとの間の黒いネジを2本そこそこに緩めます(抜ける程度)
下の写真の様に黒い樹脂製のストッパーを外します
外したらHDDが取れますが、HDD下にSATAケーブルが走っていますので、勢いよく持ち上げないように(切れます・・・)
HDDサイドにはHDDを本体に押さえておく金属製の突起が付いていますので、これをT6のトルクスドライバーで外します(ネジロックが入っているのでちょっと力が要ります)
外したらこれをSSDに付け替えます
付け替えたら元に戻します
元々付いていたネジを付けなおします
穴にはめ込むと固定されるので、スペーサーは要りません、放熱に有利なので薄い方が良いでしょう
ケーブルを接続、ネジを締めて元に戻します
どの家庭にもある USBーSATA変換ケーブルを使って古いHDDを繋げます
(無いよって・・・)
外付けHDDケースでもOKです・・・試して見て下さい
option キーを押しながら起動します
起動するとUSBに接続したHDDから起動出来るので起動します
旧HDDのシステムが選択出来ますので選択します
立ち上がると、すぐにMacintoshが文句を言ってきます・・・
そりゃフォーマットもしてませんので当然です・・・
ディスクユーティリティーを使ってフォーマットします
この辺は普通にフォーマット
完了したらとりあえず再起動して
もう一度optionキーを押しながら立ち上げます
今度はOSをSSD側にインストールします
今度は復旧と書かれている方を選択します
なに??復旧が無いって??
タイムマシーン使ってません??
使ってなければもう一度元に戻って、「OS X 復元ディスクアシスタント」を使いましょう
https://support.apple.com/kb/DL1433?locale=ja_JP&viewlocale=ja_JP
これは、外付けのメモリーカード等にイメージのバックアップを作れるので、お引っ越しにとても便利です
復旧を使って立ち上げるとOSを再インストールすることが出来ます
OSをインストールするSSDを選択してインストールボタンを押すだけ・・・簡単です
しばらく放置して、付属のソフト等をインストールするか聞いてきますので、するなら移行するを選択、しないなら真白なMacintoshが完成です
この辺はWindowsよりMacintoshの方がお引っ越しが簡単です
変更したので、早速起動時間テストを行いました・・・
(使用前はこんな感じ)
おー 1分28秒から 驚きの 27秒台に!!!!
1分の短縮です・・・
これは嬉しい!!
こんな訳で、MacintoshのHDD換装は簡単で、非常に効果を実感出来るのでお勧めの改造です
スピードも測っておきましょう
こちらが換装後・・・
こちらが換装前・・・
圧倒的な差です(^^;)
書き込みで4倍、読み込みで10倍になっています
大満足な結果になりました
Macintoshの換装はWindowsマシーンと比較して、比較的簡単ですのでお勧めです
過去壊れたSSDを考えるとやっぱりインテルのSSDは安心感がある
我が家にSSDが 始めてやってきたのは約3年前位かな??インテルさんのSSDは良いのは分かっていましたが値段が高く、手が出なかったので結局A-DATAのSSDになりました、メモリー自体の耐久性は何万回書いても大丈夫という風な触れ込みでしたが、結局壊れました・・・
A-DATAさんは製品の保証はしてくれるので、(まあトライセンドさんと違って登録を事前にしてないと駄目とか言わなくて、精神的な保証をしてくれて3年間は新品にはなりますが・・・)新品にハードウエア-は交換となりましたが、データーの保証はしてくれません
(顛末の気になる方はどうぞ・・・)
大切なDATAもバックアップはするようにしていましたが、ある程度壊れてしまい、その被害に頭痛がして熱を出したものです・・・(>_<)
あくまでも個人的な意見ですが、USBのスティックメモリーも同様だと思いますが、読めなくなるのはメモリー本体側では無くコントローラー側に問題があるように思えます。SDカードリーダーも壊れますが、カードのメモリー自体が壊れることの方が圧倒的に少ないように感じます
データーが壊れてからでは遅いので、他の方のブログを見てもインテル製のSSDは評判がいいので、これから換装される方は店頭価格で悩む程度の違いならインテル製をお世辞抜きでお勧めします
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