こんにちは。
今回、復活劇に参戦するPCを紹介しましょう。
その名は・・・!
「SONY VAIO Sシリーズ VPCSE28FJ/S」
2012年2月発売、最上位からワンランク下の、SONY製ノートブックでございます。
私の所有物ではなく、家族(姉)の所有です。
日々現業に酷使されているノートパソコンのため、分解等に時間を割くことは出来ません。
ということで、今回のテーマは
「出来る限り少ない手順で、機械を触るのが苦手な人でも簡単に挑戦出来る!」
ということを全面に押し出して行こうと思います♪
詳細スペックは、以下の様な感じになっております。
OS:Windows 7 Home Premium 64ビット 正規版 (SP1)
CPU: Core i5-2450M(SandyBridge)
メモリ:4GB
GPU(外部):AMD Radeon HD 6470M
GPU(オンボード):Intel HD 3000
HDD:750GB→SSD:480GB
・Section0 SSDのパッケージ等
外箱は、IntelのSSDシリーズでは定番の青色を基調としたシンプルな箱です。
梱包物はこのような感じになっています。
厚みのあるHDDに比べて、SSDは薄いため、厚みを嵩増しするパーツ(右上)が付属しています。
ちゃっかりカラーの部分だけ見えるオシャレなデザインになっています。
今回使用するのはSSD本体のみです。
・Section1 SSDに交換しましょう
今回は、HDDディスクの中身をそのままSSDにコピーして、クローンを作成します。
注意点!:使用容量がHDD<SSDの場合は問題ありませんが、HDD>SSDの場合は、不都合が生じる場合がるので、減らしやすいデータ(動画等の容量の大きいデータ)をUSBメモリ等に移動しておきましょう。
手順1:Intel® Data Migration Softwareをダウンロードします。
https://downloadcenter.intel.com/ja/download/19324/Intel-Data-Migration-Software
画面左端から、日本語を選択して、ダウンロードします。
手順2:ノートパソコンにSSDを接続します。
Intel純正のソフトウェアを使用するには、インストール時点でIntel製品が接続されている必要があります。
今回使用するのは、サンワサプライの「USB-CVIDE2」。
自宅にSATA-USB変換をできる環境が無い場合、「HDD 2.5インチ ケース」などで検索してみると良いでしょう。
1000円程度で手に入れることができるかと思います。
手順3:Intel® Data Migration Softwareを手順に従ってインストールします。
「アプリケーションを開始します」をクリックします。
ユーザー登録画面が出てきますが、「後で登録する」を押しておけば問題ありません。
手順4:クローン作成ウィザードを開始します。
右上の「→開始」をクリックします。
「今すぐクローンを作成」をクリックします。
数分後、再起動を促される画面が出てきますので、「再起動」をクリックします。
さて、この後はただ待つのみ。
勝手に画面が切り替わり、クローンを自動で作成してくれます。
所要時間はHDDディスクの使用容量と読み出し速度によりまちまちですが
120/750GB使用のHDDからUSB2.0接続のSSDにコピーで、43分かかりました。
手順5:HDDをSSDに入れ替えます。
そう、ここが機種によっては鬼門でしょう。
簡単に交換できる機種の目安ですが、PCを裏返した時に、手のひらサイズ以上のカバーが付いているものは交換しやすいと思われます。
こぶしサイズですと、メモリーやLANカード等のカバーの為、交換は難しいかもしれません。
今回のVAIOは下半分にHDD、メモリー、バッテリー等が詰まっています。
詳しく見てみましょう。
バッテリーが取り外せる機種なので、事前に取り外します。
HDDディスクはオレンジ色の平らなケーブルで繋がっています。
黒い部分をそっと垂直に持ち上げます。
続いて、HDDディスクの周囲にある「プラスネジ」を四カ所外します。
続いて、平らなケーブルをHDDから取り外し、金属のマウンターをHDDディスクから取り外します。
もう使わなくなるHDDとはいえ、丁寧に扱うことをおすすめします。
外した時と逆の手順で、SSDに装着していきます。
無事、SSDに入れ替わりました。
手順6:バッテリーやカバーを元に戻して、電源を投入します。
初回のみ、起動すると、SSDのドライバーが勝手にインストールされるので、案内に従って再起動しましょう。
これで換装作業は完了です!
所要時間は、約1時間!!!
ほぼ待ち時間なので、実質15分程度です。
クリックした回数も30回程度ととても少ないです。
・Section2 換装後の・・・感想。
まず初回の電源を入れた時点で驚くのは起動時間。
HDDの時は2分22秒だったのが、SSDでは26秒に短縮されました。
簡単な指標となるWindowsエクスペリエンスインデックスを見てみましょう。
↓↓↓
ディスクの速度が上がったのは勿論、グラフィックスのスコアも大幅に上昇しました。
また、当初、MicrosoftOffice等、ライセンス認証に問題が出るかなぁと想定していたのですが、
2010、2013共にインストールしている環境下で、認証問題は発生しませんでした。
と言う訳で、使用者本人に実際の使用感を聞いてみました。
・起動してから待たなくて良くなった。早い。
・使用するソフトウェアにもよるが、全体的に多少軽くなった。
・ブラウザ上のゲームも読み込みが早くなった。
・3DモデリングソフトウェアではFPSが向上した(19→24fps)
・MIDIソフトウェアは読み込みが早くなり、軽快な動作をするようになった。
総合評価として、換装したメリットを大いに感じることが出来た。
最後に、私自身のまとめです。
・(容量にもよるが)所要時間は1時間程度と短い。
・作業時間は15分程度と、超簡単。
・HDDディスクよりも省電力のため、バッテリーの持ち時間が伸びる。
・振動が発生しないため静か。
ちょっとPCがモッサリしてストレスが溜まるなぁと思った方、
是非ほんの少しだけ時間を使ってSSDに交換してみませんか?
きっと幸せになりますよ。
実はコレ、SSDの中では特に省電力。
SSD換装のメリットは大いにあります。
そこでバッテリーの持ちを気にする場合は、少しでも省電力のものの方が良いですね。
このIntel535シリーズはアクティブ時165mW/アイドル時55mWと
一世代前の530シリーズの195mW/125mWよりも省電力!
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