レビューメディア「ジグソー」

死にかけからの復活そして・・・

前回のXeon E3-1258L v4のプレミアムレビューに引き続き

今回「インテル® SSD 535 - マシンガンレビュー III ノートPC 20機種 復活劇」もやらせて頂けることになりとても嬉しいのですが、前回のXeonのレビューでフォトアルバムの容量を使い果たしてしまい仕方が無いので、画像をかなり圧縮かけているので、見にくくなっているかと思いますが、ご容赦お願いします。

今回SSDに換装するPCはDELLの Latitude13 E6320 になります。

スペックは

CPU Core i5 2520M メモリー4G HDD250Gの13.3インチ液晶を搭載したモバイルノートになります。こちらのPCは中古で購入したのですが、その直後に、

別のジャンクPCを見つけたのでお蔵入りしていた物です。

ちなみにHDD死にかけてたので、このプレミアムレビューの募集は渡りに船でした。

ベンチの速度もSDカード並みと相当遅いですね。

案の定エクスペリエンスインデックスもHDDが最低の値になっています。

 

更新: 2016/01/12

まずは準備

今回HDDからSSDに移行するのに私が取った方法は自宅に設置しているHome Serverのバックアップデーターからの書き戻しによる移行を行いました。

せっかくなので、サーバーからリカバリーするためのリカバリーキーの作成から始めたいと思います。

使用したUSBメモリーはサーバーと同じHP製の物を用意しました。

これをサーバーに刺して、サーバーのダッシュボードからコンピューターの回復キー作成を行います。

 

回復キーを作成したら、次はSSDの換装に入ります。

更新: 2016/01/12

換装編

 

 

本体を裏返して作業を始めます。

ちなみにモバイルノートですがDVDドライブが搭載されていて、レバー1つで簡単に着脱できるようになっています。ここに2ndバッテリーや2ndHDDを搭載できるようなオプションがあるみたいです。

HDDの方は、右下のところに搭載されていて、ネジ4本外すだけで簡単に外すことが出来ます。

HDDの部分のカバーもネジ1本で止まっているだけなので、これを外して付け替えます。

今回HDDは9.5mm厚SSDは7mm厚と厚みが違いますが、HDDの底面のネジ穴を使って止めるタイプなので、厚みは関係ないのでスペーサーは使用していません。

SSDへの換装自体は5分もあれば終わるかと思います。

更新: 2016/01/13

リカバリー編

 

SSDに換装が終われば、次は先ほど作成した回復キーをノートPCのUSBスロットに挿します。

そしてBIOS(UEFI)の設定をUSBメモリーから起動するように、起動順位を変更します。

そして起動すると、ブートマネージャーが起動するので、書き戻すOSのbit数を選択して始めます。

システムの完全復元ウィザードが開始されたら、まずキーボードの種類を選びます。

その後システムの完全復元ウィザードを進めていくのですが、

案の定ネットワークを認識していないので、ドライバーのインストールを選んで読み込ませます。

LANのドライバーはあらかじめ起動キーのUSBメモリーに入れておいたので、

それを読み込ませるとLANを認識するようになります。

これでやっとシステムの完全復元ウィザードに進むことが出来ます。

ウィザードが始まるとまずサーバーのパスワードを入力してサーバーにログオンします。

その後どのPCを復元するのかを選択して、

その後そのPCの、どのバックアップを復元するのかを選びます。

今回は完全復元で行いましたが、パーテーションを切っている場合などで、ボリュームを選択するを選べば、Cドライブだけ復元するなどと言うことも出来ます。

完全復元を選べば、ボリュームのサイズなども自動で拡張してくれます。

ここまでくれば後は復元が完了するのを待つだけです。

この画面が出たら、復元完了です。復元に掛かった時間は大体25分前後でした。SSDだと復元に掛かる時間も早いですね。

更新: 2016/01/17
満足度

これで不満が出るはずが無い

 

新品のSSDに変わったので、PCも健康になりました。HDD

SSD

ベンチマークの方はHDDのおよそ10倍近くの速度が出ていますね。

当然エクスペリエンスインデックスも最低だったストレージの項目が、最高の7.9になりました。

容量も約2倍に増えて言う事無しですね。

更新: 2016/01/17
総評

放置プレイがメインノートに昇格

もともと使うつもりで購入したのですが、その直後に別のノートを手に入れたので絶賛放置中だったPCが見事に生まれ変わりました。インテルSSD535に換装することによって消費電力が下がることによりバッテリーの持ちがよくなったり、衝撃に対する耐性が格段に上がることは持ち運んで使うモバイルノートにとって大変大きなメリットかと思います。480GBと言う容量も十分で当分困ることは無いかと思います。あとインテルSSD535シリーズは5年保障なのも大きな魅力だと思います。

今回のレビューで一番苦労したのは、フォトアルバムの容量を確保することで、換装作業自体はリカバリーキーの作成から入れても1時間程度で終わってしまい、少々物足りない感じがするので、時間を見て、もう少し改造してやろうと企んでいます。

更新: 2016/01/18

番外編

SSDの換装は分解や改造と呼ぶには少々物足りなかったので、もう少しバラして行こうかと思います。

HDDを外すだけなら緑色の部分のネジを外すだけでいいのですが、裏蓋を外すためにはさらに赤色の部分のネジを外す必要があります。

裏蓋を外すとメモリーなどにアクセスできます。せっかくなのでメモリーも交換しちゃいます。

公式には8Gまでしか対応していませんが、チップセット的には16Gまで対応しているはずなので、思い切って16G乗せてみました。

メモリーのスコアが5.9から7.5まで上昇しました。

つぎに目をつけたのが、

このPCにはWWANスロットが付いている所です。そこでモデムを積んでやろうと画策しました。

ただスロットはmPCIeなので普通は3Gモデムになるのですが、

mPCIe toM.2変換アダプターを使ってM.2のLTEモデムを搭載していきます。

変換アダプターが干渉してしまったので上の部分は切断することにしました。固定できないのでテープで貼って固定することになりました。

SIMスロットも標準でバッテリーの部分に付いているのでそこに装着しました。使ったSIMは以前から使っていた

ヤマダ電機のYAMADA SIMを変換アダプターを付けて装着しました。

装着して起動してみるとデバイスマネージャーでは認識していたのですが、ドライバーが無くて動作していませんでした。色々探しては見たのですが、ドライバーが見当たらなかったのですが、Windows10ならば内蔵の標準ドライバーで動くと言う情報が有ったので、Windows10にバージョンUPして見ました。すると

見事に認識しました。これで外でも単独で通信できるモバイルノートになりました。

壊れかけのPCが復活しそして覚醒することができました。

 

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