Mini PCI Expressスロット用のWi-Fi + Bluetooth アダプター。
ボードサイズはハーフサイズです。
802.11a/g/nのデュアルバンド対応で最大300Mbpsの転送速度に対応。
Bluetoothは省電力機能の強化された4.0に対応しています。
古めのノートPCではハーフサイズのminiPCI-Eボードの固定用ネジ穴が設置されていない場合もありますので事前に対応の有無の確認が必要です。
今回送られてきた物はバルク品で届いたので付属品等はありませんでした。
ドライバーはIntelのダウンロードセンターから最新の物をダウンロードして使用しています。
Windows7のファイルコピーで検証用に用意した568MBのファイルのコピーにかかる時間を計測してみました。無線LANルータにはBUFFALO WZR-AGL300NH(11n)を使用しています。
・ドライバー バージョン:Wireless_15.6.1
無線LAN接続の転送速度は3~6MBと標準的な結果になりました。参考までにDC3217IYEにオンボードで搭載されているGbLAN (Intel 82579V) は93MB/sとかなり高速です。
無線LANのリンクの状態は非常に安定しています。
隣の部屋より2階の部屋のほうが速度が速いのはルータの設置している部屋のちょうど真上に位置していることが原因かもしれません。
●Bluetooth 接続検証
Bluetooth接続のタッチパッド付ミニキーボードを購入したので動作テストを行ってみました。
ペアリング自体は問題なく行えるのですが入力が一切できない状態です。
ドライバーを最新の15.8.0へ更新してみても変化がありません。
(キーボードはandroidスマートフォンで動作確認済みです。)
同じくandroidスマートフォンで動作確認済みのLogicoolのBluetoothキーボード(もちもの未登録)も同じ症状ですので現在原因を調査中です。
検証を行った自宅ではNUCを設置する可能性の高い3つの部屋で安定して通信可能でした。
動作に関してはオンボードのGbLANと比べると通信速度は劣りますが配線が不要なので移動の楽なNUCの利点を生かすには必須アイテムと言えます。このサイズでWi-FiとBluetooth両対応ですから拡張性の限られるNUCに最適です。(Bluetooth接続に関しては後日検証してみる予定です。)
Intel NUC (D33217GKE)キット BOXDC3217IYEのレビューはこちらです。
Intel SSD 525 mSATA 240GBのレビューはこちらです。
<2013/06/03>
・ドライバーを更新するにあたり検証時のバージョン情報を追記しました。
・”Bluetooth接続検証”を追加しました。
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