今回の、レビュー目的はメインPCからNUCへのデータ転送にUSBメモリを使用していたのですが、今回カクうす9を使用させていただき、使用感をレポートさせていただきたいと思います。
■開封してみよう!!
指令書とともに、カクうす9がお目見えしました。
開封すると、本体と、USBケーブル、マニュアル1枚というシンプルな構成です。
ファーストインプレッションは、箱を手に取った瞬間「軽い!」と感じたことです。
また、驚いたのは軽さに加えて、コンパクトなサイズです。
実際に、メジャーでサイズを計測してみました。
【縦】
【横】
【厚さ】
公表どおりのサイズでしたが、厚さに関しては9mmよりも薄く感じます。
また、このサイズでSATA→USB変換コントローラを搭載していることを考えると
驚異的なコンパクトさだと実感します。
■事前調査
それでは、今回レビューさせていただくカクうす9の性能を見ていきましょう!
※I・O DATA様の仕様より
インターフェイス USB 3.0/USB 2.0(MicroBコネクター)×1
電源 USBバスパワー
フォーマット NTFS
設置条件 横置き
外形寸法(本体のみ) 約75(W)×110(D)×9(H)mm
質量(本体のみ) 約110g
また、接続時は、本体のランプの色でUSB3.0/2.0で接続しているのかが把握できるようになっています。
【USB3.0接続時(青)】
【USB2.0接続時(緑)】
■使ってみよう!!
それでは、早速使用させていただきたいと思います。
今回使用する環境はこちらです。
今回の目的は、はじめに書かせていただいたとおり、メインPCからNUCへのデータ転送に
使用することです。
まずは、CrystalDiskInfoでカクうす9の状態を確認してみました。
中を確認すると、モデルがSSDSC2BW120A3とあり、Intel製の520が搭載されていることが分かります。
ファームウェアも400iとあるので、間違いないですね!^^
次に、メインPCでベンチマークを測定してみました。
【メインPC利用時(USB3.0)】
Read 109.8MB/s
Write 64.1MB/s
【メインPC利用時(USB2.0)】
Read 34.7MB/s
Write 28.9MB/s
参考に、NUCでのベンチマークも測定しておきます。
【NUC利用時(USB2.0)】
Read 30.6MB/s
Write 22.4MB/s
ベンチマークを取得したところで、今度は実際にレコーダーに取りためたデータを使用してみたいと思います。
【使用データ】
動画データ VTS_01_1.vob
容量 508MB
【USBメモリ】
Write 5.4MB/s
【カクうす9】
Write 64.1MB/s
USBメモリと、カクうす9では、10倍近い開きがありますね。
USBメモリでは、書き込みに1分41秒掛かったのに対し
カクうす9では、書き込みに8秒でした。
(OSの書き込み速度計測中にコピーが終わってしまいました。w)
なお、NUCへの転送は、USB2.0ということもあり、両者とも読み込み17秒と
ほぼ互角の戦いに終わりました。
■感想
軽くて、薄い!持ち運びにはとても重宝すると思います。
デザインもシンプルではありますが、ヘアライン加工されていて
とても高級感があります。
速度も申し分なく、十分に満足できる商品だと思います。
個人的には、ケーブルの長さがもう少し欲しいところではありますが
逆に長すぎるとノートPCでは邪魔になったりするので、ここは好き嫌いが
分かれるところかもしれません。
■総評
サイズ、パフォーマンス共に、文句なしの★5つです!!
また、Intel製のSSDを採用しているところも高ポイントです。
携帯性にも優れていると思いますので、さまざまなシーンで活躍してくれることでしょう。
表面はとっても綺麗なのですが、傷が付きやすそうなので、ポーチに入れて持ち運ぶことをおすすめします。w
■さいごに
カクうす9のレビューさせていただく機会を与えていただいた、zigsow様、I・O DATA様、Intel様、関係者の皆様、そして毎度アクセスいただいている皆様へ、改めて厚く御礼申し上げます。
■改訂履歴
2013/03/06 初版
リンさん
2013/03/07
当選されていたんですね><
私も当選していましたよ~。久しぶりに一緒にレビューしましたね。
ベンチマークを見るとやっぱりWindows7だと100MB/s前後なのでしょうかね。
自分と近い結果でほっとしています。
みっちゃんさん
2013/03/10
インテルSSDより薄いなんて・・・
ポータブルSSDは活躍しそうですね!