Arc Cosineさんのモチモノ一覧 (174)
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マジックミラー (講談社文庫)
実は、これが初めて読んだ有栖川作品
マジックミラー。劇中でタイトルに絡む寸劇(?)があります。髪型を気にする男に向かって、言われる台詞。その台詞に胸がしめつけられまし�...
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QED 式の密室 (講談社文庫)
そろそろ限界?
高田崇史のQ.E.Dシリーズです。めずらしく密室物。それでいて、妙に短い。読んでいてちょっと物足りない感じがしました。内容は高田らしく歴史...
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46番目の密室 (講談社文庫)
推理小説家が残した最後の密室
有栖川有栖氏の作品は「緻密」であると思います。物の作り方というのは2パターンに大別できて、小さなパーツを一つ一つ組上げて最後に大き�...
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有限と微小のパン―THE PERFECT OUTSIDER (講談社文庫)
「すべてがFになる」の対極にこの本は存在する。
一旦書いた説明が削除されてしまったorzって事で、簡単に。「すべてがFになる」の対極にあるのがこの本です。S&Mシリーズの締めくくりにふさ...
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暗い宿 (角川文庫)
宿がテーマ
有栖川マジック炸裂!ってのは冗談で、やっぱり有栖川作品は短編のキレが半端じゃないなぁと思った次第です。当然容疑者の数が少ないので、�...
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最後の記憶 (角川文庫 あ 45-1)
愛する人を救うためにアナタはどこまで出来ますか?
"僕"の母がおかしくなってから、"僕"もおかしくなってしまった。若年性アルツハイマーで"現在"が失われる母ショウリョウ�...
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殺人方程式 〈切断された死体の問題〉
捩れとバラバラ殺人
やられた!と思わせてくれる作者のトップは綾辻さんだと勝手に思っています。それほど、綾辻さんの作品の切れ味は鋭いです。読んでいる途中�...
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お・り・が・み 天の門 (角川スニーカー文庫)
表紙買い
2Cがろあ~さんの絵に惹かれて購入。当時もえかんがあったよなぁ、やった事ないけどwww内容はこてこて(?)のラノベです。悪の組織(←こ...
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どんどん橋、落ちた (講談社文庫)
綾辻的ミステリ力向上ツール
という事で、5問中2問は完璧に解けた!中途半端もOkなら、4問!昔懐かしの読者への挑戦が織り込まれた本書は、「綾辻的ミステリ力向上ツール」...
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鳴風荘事件 殺人方程式II (講談社文庫)
読者への挑戦、再び
読者への挑戦へページを進めたとき、僕は一種の目眩に近い感覚を覚えました。中学生時代に読んだエラリークイーンの小説を思い出しました。�...
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切り裂きジャック・百年の孤独 (文春文庫)
初島田荘司
一番有名な占星術ではなく、こちらを選んだのは、単に占星術が売っていなかったからorz(でも、この間ようやくゲットしました)ベルリンで、�...
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悪戯王子と猫の物語 (講談社文庫)
絵本?
夫婦合作の作品としてぱらぱらと眺め読みました。う~ん、面白いかどうかと言われるとかなり微妙。詩集ちっくな感じがしますね。森博嗣的に�...
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六人の超音波科学者―Six Supersonic Scientists (講談社文庫)
Vシリーズが加速する
この巻から、森博嗣のVシリーズが終焉に向かって加速します。今回の話はいわゆるクローズドサークルと呼ばれるジャンルに所属します。ですが�...
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捩れ屋敷の利鈍―The Riddle in Torsional Nest (講談社文庫)
捩れ屋敷?
最初捩れ屋敷ってなんやねんって心の中で突っ込みました。んで、今回はVシリーズの番外編。S&Mからゲストキャラ登場です。相変わらずながら...
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夢・出逢い・魔性―You May Die in My Show (講談社文庫)
タイトルが好き。
「夢で逢いましょう」なんでしょうね。S&Mにあった封印再度と同じ構造かな?こういう言葉遊び的なタイトルは結構好きですね。今回の舞台は�...
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魔剣天翔―Cockpit on Knife Edge (講談社文庫)
ついに空中密室殺人事件がっ!
森博嗣は、飛行機が好きです。幾つかのエッセイで飛行機(と飛行機模型)が好きだと書いています。実際、本作での飛行機の説明文の随所に「�...
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恋恋蓮歩の演習―A Sea of Deceits (講談社文庫)
森博嗣曰く異作
Vシリーズで一番のお気に入り。主役は……。まあ、黙っておきましょう(笑)今回は豪華客船で行われた船上殺人。発砲、そして海へ落ちる男。�...
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月は幽咽のデバイス (講談社文庫)
トリックを楽しむんじゃない、人間模様を楽しむんだ
この作品はトリックを楽しむ作品ではありません、と前もって言っておきます。例の如くですが、練無、紫子、紅子、保呂草の四人組が殺人事件�...
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人間腸詰―夢野久作怪奇幻想傑作選
読み終わったあと、酷く悔しい気持ちになった
夢野久作と言えば「ドグラ・マグラ」ですなのですが、いきなりドグラ・マグラを読むのが怖かった(ぉ)ので、先にこちらを読みました。タイ�...
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朽ちる散る落ちる―Rot off and Drop away (講談社文庫)
六人の超音波科学者の続編
続編とは珍しいなぁとか思いながら読み進めました。今回は森博嗣お得意の「密室」が出てきますが、なんと密室の舞台が「地下室」と「宇宙」�...