若年性アルツハイマーで"現在"が失われる母
ショウリョウバッタの羽音におびえる母
雷におびえる母
"僕"は、そんな母の姿に将来の自分を投影してしまう。
テーマとして非常に重い作品です。
読んでいて、囁きシリーズに通じる何かを感じました。
ただ、これがミステリではなくホラーだったというのが決定的な違いでしょうか?
ホラーなのに、綾辻らしさが存分に出ている作品だと思います。
と言いますのも、ミステリは多分にホラー要素も含んでいるからです。
って、意味不明すぎる説明だっ?!
ミステリマニアには垂涎物のネタが込められまくっています。
ここまで大サービスな作品も珍しいのではないでしょうか?
文庫本の解説はさらに秀逸!
一旦全部読んでから、解説を読む事をお勧めします(^^)
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購入金額
780円
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購入日
2007年11月頃
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購入場所
どこかの本屋さん
退会したユーザーさん
2008/02/13
今度古本屋で捕獲します。たのしみ^^
Arc Cosineさん
2008/02/14
古本屋さんで見つけたら、是非保護してあげてください(^^)