物の作り方というのは2パターンに大別できて、小さなパーツを一つ一つ組上げて最後に大きなものを作るパターンと、大きなパーツを削りだして行って、細部を仕上げるというパターンです。
有栖川有栖氏は典型的な前者だと僕は思います。
短編集を幾つか読んで、「短編向き」なんだなぁと感じたくらいだからです。
46番目の密室は密室の作り方、犯人像、事件の舞台全てが計算されて出来てるなぁという印象を受けました。
やっぱり、有栖川有栖氏はすごい!
敢えて難癖をつけるとしたら「地味」ですかね?(笑)
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購入金額
620円
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購入日
2007年頃
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購入場所
どこかの本屋さん
退会したユーザーさん
2007/11/28
私も好きで結構読みました。
この作品も好きですよ。
有栖川さんはすごく真面目な感じしますね(笑)
Arc Cosineさん
2007/11/28
生真面目な「職人」に近い匂いがしますねぇ(笑)