劇中でタイトルに絡む寸劇(?)があります。
髪型を気にする男に向かって、言われる台詞。
その台詞に胸がしめつけられました。
当時失恋したばかりだったので(苦笑)
ということで、僕にとっては色々と痛い思い出が詰まった作品です。
有栖川作品ですが、有栖川有栖が出てこない上に長編という珍しいもの。
時刻表トリックなのですが、そのトリックの構造はもちろんながら、犯人を追い詰める時の手立ても鮮やか。
全ての複線が綺麗に回収されていくのが読んでいて爽快感すら感じさせました。
渋めな話が好きな方は是非読んでみてください。
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購入金額
620円
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購入日
2006年頃
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購入場所
どこかの本屋さん
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