友人の作家の最後の言葉であった―
おなじみ、火村教授物の作品です。
有栖川有栖は本当に緻密なトリックを組み立てるのが好きなんだなぁというのがこの作品から伝わってきます。
決して派手なトリックえではないのですが、きっちりと計算されて組み立てられているのが手に取るように分かります。
今回の作品ではメイントリックは地味な物でしたが、もう一つの謎即ち「海のある奈良」とはどこか?
これが一番やられたって感じです(^^)
さて、海のある奈良は、いったい日本のどこなのか?
ちゃんとそれに対する回答も用意されています。
こっちはやや反則に近いものの、面白かったです
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購入金額
630円
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購入日
2007年頃
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購入場所
ちかくの本屋さん
退会したユーザーさん
2008/05/29
ずいぶん前に読みました。
派手さはないけど、うならされますよね有栖川は。
私も好きです。
Arc Cosineさん
2008/05/29
コメントありがとうございます~(^^)
ってか、自分が読んでいる本の殆どを読んでいるそらさんの読書量に感服。
>派手さはないけど、うならされますよね有栖川は。
ですよね!
緻密という言葉が有栖川作品にぴったり当てはまると思います。
気軽に読める本格です。