ゴルフゲームは昔から沢山出ていますが、このシリーズは最もとっつきやすくて、尚且つ、慣れて行っても奥が深いと思います。

知識が無くても、簡単な操作でショットが打てますし、ナイスショットが出た時の「あれ、自分天才じゃね？」と勘違いしそうな位の爽快な演出は、何度もチャレンジする気持ちを起こさせます。

そういうプレイを録画できるというのも、また、素晴らしい。

コースも豊富で、解放条件さえ満たせば使えるキャラも盛り沢山。
何よりも、上級者向けキャラ以外でも、成績でのご褒美アイテムなどを組み合わせると、難コースをスイスイと攻略できる可能性があるのが素晴らしいです。

流石に後半に出てくる難コースは、「これ、藤子作品ですか？」と聞きたくなる程の難易度、というか姿をしていますが、総じて、ちょっと難しめのコースだけど有りそう、というようなコースですね。

コース中にもアイテムが隠れているので、隅々までチェックしないといけなかったり、ただ、プレイするだけではやり尽せないのも魅力ですね。

ミニゲームのホールインワンゲームは、結構、後半の非現実的なホールでのストロークプレイなどで溜まったフラストレーションを開放するのに役立っています（高得点狙いすぎて、逆に溜まったりｗ）

ふと思い出してプレイしても、全く魅力が損なわれていないのは、美麗さなどではなく、プレイ時の爽快感に絞って必要十分なグラフィックであるからかも。
こういう本質を引き立たせる為の最高峰と、表示限界という意味の無い最高峰グラフィックを勘違いしていない作品は、良いですね。

ほぼ、満点なのですが、UMDメディアの宿命か、ロード時間が時折、プレイのテンポを狂わせます。
いや、高望みしすぎているのは分かるのですが、これだけ軽快プレイで爽快感があると贅沢になりますね。