レビューメディア「ジグソー」

持ってます

年末の大掃除で発見したマザーボード「P2L97」に付いていた物です。



動作周波数は300MHz。まだ1GHzにすら到達していない頃の物です。
Slot1という規格で、CPU本体が「ファミコンのカセット」と比喩される
箱形のケースに収められている独特の形状が大きな特徴です。

カセットの裏側がヒートシンクになっており、
そこに直付けされたファンの風がヒートシンクを通って両サイドから吹き出す構造です。
まだ発熱量が少なく、小さなファン1個で冷却が事足りていたので
このようなコンパクトな形状にすることが可能だったんでしょうね。
この頃は自作用の「CPUクーラー」なる製品もほとんどなかったように思います。
それでも、CPUから吹き出してくる風の暖かさを感じたときに
「発熱量すげーなぁ」と思ったことを覚えています。

処理速度なんて現行のCPUの足元にも及びませんが、
それまで90MHzのPentiumを使っていた私にとっては夢のような速さでした。
3Dのゲームという物をこのとき初めて体験した記憶があります。
Windowsではなく、MS-DOSで動作する原始的なソフトでしたけどね。

たった640MBのコンベンショナルメモリを如何に効率よく活用するかというのが
パソコンを快適に使いこなす上での最大のテーマで、
CONFIG.SYSやらAUTOEXEC.BATといったファイルを書き換えるテクニックを
本を読みながら追求していた時代です。

あぁ懐かしい・・・・。










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  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    1998年頃

  • 購入場所

    不明

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