レビューメディア「ジグソー」

軽自動車にポルシェとフェラーリのツインエンジンを載せた感じだ!

警告:意味の分からないグダグダな内容が続きます

 

 

”Pentium ii”その名は皆の憧れだった。

当時ウルトラハイエンドとして君臨していたPentium ProのマイクロアーキテクチャをベースにMMXの採用、16bitコードの処理効率向上を図り1997年のPentium iiの登場により”Pentium ”の名はハイエンドCPUの代名詞として認知された。

 

今回使用するのは1998年に登場したDeschutesこと第2世代Pentium ii、sSpecは「SL2U6」Pentium iiシリーズで2番目の高クロックを誇るモデルです。

 

今回紹介するPentium iiの主な仕様です。

  

コア/スレッド:1c/1t

定格クロック :400MHz

FSB:100MHz

TDP:24.3W

 

 

クラシックなCPUなのにCPU-Zで正常にデータが取得できるのは素直に感心しました。

拡張命令の少なさと倍率の低さに時代を感じますね。

さすがにこの頃のCPUになるとあまりにも古いので使えるベンチマークソフトがありませんし、そもそもご老体に無茶させちゃいけません。

 

 CPU-Zのウィンドウを2枚貼り付けていたりウィンドウの枠のデザインで分かると思いますが、デュアルPentium iiにWindows7を入れてしまいました。

 

今回使用したマシンの構成は以下です。

 

 

見ろ!!

 

わしのパソコン

 

HD16G(本当は4GBにしたかったけどWin7入らないので…)

 

ペンティアムⅡ搭載!!

 

メモリー512Mのモンスターマシーンだ!!!

 

 

 

軽自動車にポルシェとフェラーリのツインエンジンを乗せた感じだ!

これならホームページもサクサク見れるぞ!

 

 

 

 

まぁ何がやりたかったのかというと有名な両さんのモンスターマシーンを再現するついでにWindows7入れちゃえという感じです。

 

 

改めて構成は以下です

CPU:PentiumII 400MHz (Deschutes) SL2U6 x2

OS:Windows7 Professional(ストレージ4GB時はWindows NT4.0 Workstation)

MB:EPoX KP6-BS
メモリ:SDRAM 512MB(128MB×4)
HDD:CF16GB→IDE変換(普段はCF4GB)
DVD:IDE DVDスーパーマルチ
GPU:Matrox Millennium G450 DualHead
サウンド:SiS 8738AM(Win7時は使用不可)
他:玄人志向 NO-PCI
ケース:Abee AS Enclosure S1
電源:オウルテック AU-400

 

ケースはこれ

 

Windows7の採用構成を何一つとして満たしていない見た目だけ強そうなマシンです。

以前Penii 350MHz×2でVistaを入れた時は重すぎてまともに動かなかったのですが軽いと言われているWin7なら行けるんじゃね?ということです。

手持ちのメディアを使用してインストールを試みたところなんとこんな骨董品マザーボードでもWindows7のDVDからブート→インストールをすることができました。

昔PeniiiにWin7入れてる記事を見た時てインストールに苦戦したとの記載があったので身構えていたのですがあっさりと進んでしまい拍子抜けです。

(替えのGefoce2 MX400とかインストール後CFのみ移植を想定した別のPC3台とかアップグレードの可能性を考えた旧Windows達を用意してたのに)

それでも性能が低すぎてインストールには物凄い時間がかかりました。

 

  

しっかりデュアルCPUを認識してくれました。さすがにMilleniumなのでAeroは無理ですが予想以上にまともに動いてくれます。「Vistaより軽い」というのは事実のようです。

Millenium自体は古い製品ですが、VistaまでドライバがあるのでVista用ドライバでしっかり動作します。

Windows7を入れたからにはエクスペリエンスインデックスと思ったのですが…

 

 

 

何回やっても正常に終了できずにスコアを残せませんでした。

試しにPentium iii 750MHz×1にしたところ完走できたのでPentium iiがあまりにも遅くてタイムアウトしてると考えるのが妥当かもしれません。

 

実際に操作してみると決して快適な動作ではないのですが、2CPUのおかげか多少我慢すればword程度なら使えてしまいそうです。これもかつてのハイエンドモデルの意地なのだろうか…

何なら昔大量に存在したceleron DにVistaを積んでいたメーカー製PCよりも快適に動作します。

 

32bit環境でも使えるベンチマークとか消費電力の比較をやる機会があったら今後も時々出演するかもしれません。

更新: 2024/06/29
ガチレトロ指数

WindowsNT4.0に戻してレトロ度UP!

 

レビューを書いたときはWindows7という未来のOSを乗せていましたが、Windows NT4.0に変更しました。

両さんのモンスターマシーンは1998年発売の109巻収録なのでもしデュアルCPUであったならきっとNT4.0になるはずです。

シングルCPUだと出たばかりのWindows98かもしれませんね。

 

これで1997年発売のCPUに1996年のOS、20世紀の構成になってレトロ度UP!

グラボがMillenium G400で新しいのは許してね♡

(ストレージも4GBにしたから両さんのPCの再現度もUP?)

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2022年頃

  • 購入場所

16人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (3)

  • jive9821さん

    2023/09/09

    当時流行っていたベンチマークというと、Final Reality辺り
    でしょうね。2DのHDBENCHも結構使われました。

    この辺りは私もPC-9821時代に結構よく動かしていました。
    3DMarkでいえば98辺りならいけそうな気がします。
  • Kei0048さん

    2023/09/10

    >jive9821さん
    HDBENCHなら私も聞いたことあります、古のマシンを更に用意できたらやってみても良さそうです。
    3DのベンチはMillenniumで動くか怪しいですが(汗)

    >kuro_rさん
    もっと性能が低いCeleron 366でも起動できたので低性能の限界はまだ先っぽいです

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