近所の中古ショップで105円(ジャンク品)で転がっていたので掴んでみました。
<テスト環境>
・CPU:Intel Celeron 800MHz(SL5WC,Coppermine-128K)
・マザー:SOLTEK SL-65KV2-CT(VIA Apollo Pro133T)
・メモリ:PC133 768MB (256MBx3)
・VGA:GeForce4MX 64MB
・HDD:WESTERN DIGITAL WD1600 (160GB,IDE)
・光学ドライブ:LITE-ON LH-20A1P25C (ATAPI)
・電源:鎌力 Rev.B 380W
・OS:WindowsXP Pro SP3
●Intel Celeron 800MHz(SL5WC,Coppermine-128K)
PentiumⅢのCoppermineコアのL2キャッシュの容量を半分に制限し、デュアルプロセッサ機能を省かれた低価格モデルです。
差別化の為、キャッシュメモリへのアクセスにウェイトを入れられている関係で同クロックのPentiumⅢには劣りますがコストパフォーマンスの高いCPUです。
<スペック>
・S-Spec:SL5WC
・実クロック:800MHz
・Socket:Socket 370
・L2キャッシュ:128KB
・FSB:100MHz
・コア名称:Coppermine-128K
・コア電圧:1.75V
・プロセス:180nm
・TDP:24.5W
●ベンチマーク
3Dベンチを回すほどの性能はないのでSuperPI-MODを使用してシングルスレッド性能をテストしてみました。
<SuperPI-MOD 1M スコア>
・768MB(133MHz,CL3):214.449秒
SuperPI 104万桁は214.49秒でした。
Celeron 1.20GHz(Tualatin-256K)は160.281秒なので、意外と検討していると思います。
●消費電力
ワットチェッカーPlusを使用して消費電力を計測してみました。
(補足:ビデオカードとメモリを変更したので再計測しました)
<Celeron 800MHz>
・アイドル時:46W
・Prime95時:65W
負荷時は65WとTDPに対して多い印象ですが、アイドル時は46Wとなかなか検討しています。
●感想
よく見ると右上に極小のコア欠けがあるようですが問題なく動作しました。800MHzということで性能はどの程度なのかと思いましたがFSB100MHz+メモリクロック133MHzの効果でなかなかの性能を発揮しているようです。
Celeronが現役のころはPentium3を使用していたのであまり馴染みがないので価格以上に堪能できました。
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購入金額
105円
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購入日
2011年08月頃
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購入場所
ネイエフさん
2011/08/19
そしてほかに驚きがスーパーπ104万桁の結果w
20倍ぐらい遅いとは…
Sheltieさん
2011/08/20
socket 370のTDPに関しては初期は20W以下で後半35W付近まで上昇したようです。今で言うところのモバイルCPU並みですよね。それでも当時は高いクロック品は高発熱と言われていたようです。
Super PIに関してはこの後もしばらくの間は1分きるのも大変でしたね。劇的に早くなったのはCore MAの前進のPentium M(Asus下駄使用OC)からでした。
最近はライトOCでも10秒に届いてしまうわけで、ここ数年の劇的な進化は凄いですよね。