かくいう私もその口です。
全部がダメじゃないんですけどね。
初代1Dsと比べて良いところは、ホールド感(個人差はあると思います)が良くなった事。
バッテリーの軽量化が大きく貢献していると思うんですが、実重量のみならず、持ったときの
バランスが絶妙です。
セオリー通りの低重心には変わり無いのですが、持ってみるとついつい構えてシャッターを
切ってみたくなる衝動に駆られます。
過去に、手に取った瞬間に同じ気持ちになったカメラがありました。
それはContax RTSIII。
当時プロ用としては斬新なデザインもさることながら、とにかくホールド感を大切に設計された
と訊きました。
キヤノンさんも商品サイクルを長くした分、その辺りに目が届く余裕が出来たのでしょうか?
数値化できるスペックに走らず、感性に訴えるのはとても良い事だと思います。
これはカメラとしては最高の性能ではないかと思いますね。
もちろん、システムコントロールもブラッシュアップされて、設定変更等の操作はサクサクです。
ただ、問題はここからで、撮影した画像が初代と同じ処理では見劣りするんです。
「僅かな差」と言ってしまえばそこまでの話しではあるのですが、文頭の「デジタルモノは・・・」
が頭をよぎります。
初代の画像が最適になる様に作ったプロファイルですから仕方ないと思い、再撮とパラメータ
変更を試行錯誤しながらやってみましたが、やっぱり色目がダメなんです。
ソフトウェアオペレーションのテクニックの問題と諦めましたが、初代機を手放せなくなってし
まいました。
個人的には色んな意味でちょっと残念です。
-
購入金額
920,000円
-
購入日
2011年03月26日
-
購入場所
キタムラ
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。