1977年はSF映画の二代巨匠が、その巨匠になる足がかりとなった作品を発表した、アタリ年。
言うまでもなくその一つはSteven Spielberg監督の“Close Encounters of the Third Kind=未知との遭遇”、そしてもう一つがGeorge Lucas監督の“Star Wars”シリーズの第一作、“Episode IV: A New Hope”。
日本ではともに翌1978年公開となるこの2作品は、ベクトルは大きく違っていたが、いずれも宇宙への憧憬をかき立てるのには十分な力作だった。
“未知との遭遇”は若干の追加カットなどを含む「特別編」「ファイナル・カット」の改訂版はあるが、続編はない。Stevenにとっては、あのマザーシップの内部、旅だった人たちがどうなったか、などは「想像して欲しい」ということなんだと思う。そのため続編は作られなかったが、“Star Wars”に関してはGeorgeはハナから大河物語の一話、という話をしていた。「(一作目=エピソードⅣが)もっともウケが良さそうだから最初に作った」と。
果たして後に一作目が全体では4話目であることが明かされ、それを起点とする5~6話が作られて三部作(トリロジー)が完成した。その後1~3話で4~6話の一世代前の時代が語られるが、cybercatにとって“Star Wars”と言えばあくまで4~6話。
“Star Wars”はその高い商品性から当初レーザーディスクのキラーアプリならぬキラーソフトとしてリリースされ、長い間他形態では発売されなかった。DVDの興隆に押される形でのレーザーディスクの衰退時期も長くその状態が続いたが、後者の終焉がほぼ確実になった2004年、ついにDVD化された。
「スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX」 。いわゆる旧3部作、エピソードⅣ~Ⅵの3作と特典DVDの4枚組。ベースとなったのは新3部作の一作目“エピソードⅠ/ファントム・メナス”の制作が伝えられはじめた1997年にその露払いとして?公開された旧3部作特別編だが、さらに手が入っている。
特にその第一作“エピソードIV/新たなる希望”は、話としても単発でも楽しめるつくり、最もわかりやすい勧善懲悪なストーリー、cybercatにとって出会いのエピソードでもあり、新世代のSFの息吹を感じた作品であり一番好きな作品だ。この「トリロジー DVD-BOX」 は4枚のトール型DVDケースを収める外箱もいぶし銀のような色の表紙が付いた型押しのもので高級感あふれる。この映画をみるといつもその最初に見た時の感動と、その時代の自分の情景が浮かんでくる。
懐かしくもあり、大変好きな逸品です。
内容:「スター・ウォーズ 新たなる希望(エピソードIV)」、「スター・ウォーズ 帝国の逆襲(エピソードV)」、「スター・ウォーズ ジェダイの帰還(エピソードVI)」、「ボーナスディスク:ドキュメンタリー「夢の帝国 スター・ウォーズ・トリロジーの歴史」他」
仕様:片面2層4枚組み
収録時間:本編約389分(3作品)
特典約241分
画面:シネマスコープサイズ(スクイーズ)
音声:ドルビーデジタルEX(英語)
ドルビーデジタルEX(日本語)
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購入金額
9,975円
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購入日
2005年頃
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購入場所
はにゃさん
2012/03/12
cybercatさん
2012/03/12
>日本語版のレイア姫って、島本須美さんのままでしょうか?
吹き替えでは見ないので、ノーチェック。
帰って確認してみます!
makibisiさん
2012/03/13
シリーズを1日かけて通してみたいですね。w
cybercatさん
2012/03/13
特別編ベースなので、全編高島雅羅さんのようです。
vingt-et-unさん
2012/03/13
映画館でこの作品を観たのが私が8歳の時。
ストーンズの「女たち」が発売された年です。
時間が過ぎるのは早いものです。
cybercatさん
2012/03/13
>1,2,3は持ってるんですけど、4,5,6は持ってないんですよね。><
エエェェェェェェェェェェっっっ!!
アンビリーバボー(@@;)(@@;)
ぜひ、通しで見てください!!
cybercatさん
2012/03/13
>映画館でこの作品を観たのが私が8歳の時。
私も映画館で見ました!!
....も少し歳喰ってましたが.......orz