父が怒られた第二弾ですw
第一弾はこちら
今回は専用モニタも一緒に買ってきました。PC-KD871だったような気がします。
恐らく当時の最高グレードを買ったんだと思います。
父が最初に触ったパソコンがコレでした。
ワープロ時代でしたので、これで会社の資料とかを作ってましたね。
一瞬だけビジネス機である9800シリーズを凌いだ、8bit機のワープロソフト「Super春望」で作ってました。
また、はがきの宛名書きに使おうともしてたようです。
と、言うか母を説得するための材料の1つとして、はがきの宛名書きを出してた記憶です。
当然、一緒にプリンタも購入してました。EPSONのドットインパクトでしたかね。。。
宛名書きソフトは9800シリーズばかりで、88VA用は無かったんじゃないかな。
結局、私のお手製プログラムで説得材料をクリアしたわけですけどw
のちに、なんでパソコンを買ってきたのか聞いたことがあるのですが
”パソコン時代がやってくるのがはっきりとしていたから”
買ってきたらしいです。
いやぁ、バブル時代って無茶な金遣いするなぁ。バカだな(褒め言葉)と思いましたね。
さて、この88VAですがmkII同様、VA標準機として1年以内にVA2が出現して「あぁ~・・・」ってなりました。なりました。(VA2/3で終了しましたが)
それ以来、私はハードウェアの初期ロットと言うものに手を出さなくなります。
今でもその傾向が強いですね。一種のトラウマだと思います。
個人的には、8801シリーズの互換性を持ちつつグラフィック機能の弱さを克服した、ホビー機の最高位を狙った意欲作だと思っていて、実際その通りだったのですが、いかんせん出すのが遅すぎたスペック。
値段も高くユーザーがついてこないという、ベースは良いのに売れなかった残念な機種になってしまいました。
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購入金額
298,000円
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購入日
1987年08月頃
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購入場所
某支配人@名古屋定住@イベント行きたいさん
2014/05/12
66の頃からBASICとマシン語で遊んでました。
懐かしいです。
nicknameさん
2014/05/12
SRじゃなくて、MRが標準になってれば面白かったんですけどね。
66ですか。画面発色が4色じゃなければ、いい線言ってたと思います。
Schrödingers Katzeさん
2014/05/12
88側も、テキストがらみとか、仕様外の仕様になってる命令が怪しかったような。
実際問題として、拡張バスはほぼ98x1ですし、これが「地雷」だったとするなら、VAシリーズを選択したことくらいじゃないかと思います。
多少の機種別コードを書けば動いたので、98側と共用になってるソフトもありましたよね。反面88系のソフトでVA非対応とかw
資産は力であって、98も88もどっちのソフトも完全に動くことが保証されないことと、高いことが問題だったんじゃないかと。
柵がない分、BIOSなんかは、歴史がある機種よりは綺麗なんですけど、自立できるほどの訴求力が、発売されたソフトや、スペックやコストパフォーマンスに無かったのですよね。
スペックのほうも自社の製品を含め競合機にたいして「尖ったところがないけど、仕様表だけ立派に見える」感じになってしまったのも居場所が無い理由じゃないかと。
ゲームでも、実務でも、ほかの機種の方が値段考えると…という。
8801MkIIに比べればそんなに後継機と比較しても悪くないんじゃないかと。
寂しいのは時期的にOPNAじゃなくて、OPNなので、音源が一世代前って事くらいで。
FPUの対応も相違点ですが…使わないでしょ。FPU。
VA3の2TDの方が、やっちまった感ありますから、失敗かといえば「そうでもない」機種だと思います。少なくとも次を出す程度には、売れたのでしょうし。
nicknameさん
2014/05/13
そうですねぇ、V1/V2自体がエミュレーション動作でしたので非互換が出てしまうことは、ある程度予想されたことかな?と。
ただ、この予想の範疇が、NECとユーザーが一致しなかったのではないかと思います。
当時メジャーどころだったFalcom、GAME ARTSの代表作(ソーサリアン、シルフィード)がVA非対応だったのが衝撃的でしたから。
ハードウェアどうこうというより、ソフトウェア資産が生命線で、メジャーアプリが動作することに重きを置かれていた時代でしたね。(なぜそうなっていたかは、危険すぎて書けませんがw)
また、「設計の中途半端さ」が88、98ユーザーから叩かれる原因になってしまいました。
98はプロテクトメモリに移行している時代に、それに対応しないVAの設計。そしてSCSIに対応しないとか・・・
88はOPNAが標準としていたのに、OPNAがオプション。
VA2で実質値下げのスペックで登場したけれど、VA部分(V3モード)が盛り上がっていないのに、この値段は払えないでしょうね。
NECとしては、88と98を統合して「ゲームもビジネスもこれ一台」にしたかったんだと予想しますが、VA固有のV3モードの設計の詰めが甘かったんでしょう。
V3モードの拡張性を高めていれば、もしかしたら98と統合出来たかもしれません。
すべてが中途半端で、98になりきれず、88になりきれずのVAと言う機種でした。
Schrödingers Katzeさん
2014/05/13
プロテクトモードも「V30/8086」なんですから、CPU側の仕様ですね。
時期的にもセカンドソースなどが微妙な時期だったような。
所謂仕様外の仕様は、普通にコードがあるものもありましたし、インデックスレジスタ絡みくらいだったかもしれませんね。無いと困るのは。
それよりは、挙動が違う周辺ハードウェア部分が問題なんじゃないかとは思います。
拡張バスの仕様なんかも、本当は両方動くようにするつもりだった気がするのですよね。
V3モードが拡張できなかったのは、VAをリリースしてしまったから、VA2や、VA3で更に拡張してしまうとVAがまた断絶されてしまいタダでさえ少ない資産が…という問題もあったのだと思いますが、スプライト等のホビー向けの機能は、X68000等には負けてましたし、実務向けは、素直に動く98x1を買ったほうが安くてちゃんと動いて、過去の資産も使えるので、居場所がないんですよね。
あと、「既に出たものは対応しようが無い」ですしwそういう意味では、88の膨大なソフトウェア資産は、使えないと仇になる部分だったと思います。
音源は、コスト的な問題とか、設計のタイミングの問題の方が大きそうですね。
98DOの時点でもOPNですし、FEも、オプションにするくらいですし。
どこかの同人ボードで、新品の石より、中古をリワークした方が安いなんて話もありましたから、単体で結構な値段だったのだと思います。
結局「両方乗せればよかった」っていう「ホビー向けローエンド」はDO+が最終的な答えだったのかもしれません。
VA3が、TOWNSや、X68000以上のスプライトなどの機能を持っていれば、あの辺りの価格設定も結構なものですから、まだ居場所が残った可能性があります。
nicknameさん
2014/05/13
ハードウェア制約は、V30をベースに開発された時点で負け確定でした。
せめて286ベースならって思いますが、いまさらですねw
いろいろ焦りすぎなNECでした。
で、その結果というか最適解が、合体マシンDO/DO+出現と・・・
NECからの88ユーザーへの答えが、そこにあったんでしょう。98に来てくれと。
VAユーザーからしたら ”をぃ” ですよw
Schrödingers Katzeさん
2014/05/13
あっちはあっちで、98のソフトも云々とか、書院云々とか、余計な文句で広告したから、せっかくまじめに設計されてるのにシリーズにトドメさえ刺す有様でしたが。
そういう意味では、別に8086ベースでも「あの時点では」問題なかったはずなんです。
98x1だって、VM以降なんていうソフトがゴロゴロの時代ですし。
多分「負け」の原因は、CPUよりは、88ユーザーの嫉妬と、98ユーザーの危機感で、「消えろ!」って両方から思われちゃったのが悪かったんじゃないかとw
オマケによそから来る人にとっては、ホビー方面では、X68K、実務では、98x1があって、VAを選ぶ理由が希薄というのもあの価格設定では厳しかったです。
カタログスペック的には、映像表現では、98x1よりよくなっている部分もあったわけですし。その尖った部分の無さが「誰かに訴えるほどの何か」が無かったんですよね。
その辺り、80386とプロテクトモードで、DOSとは違うんだよ!って顔で出てきたFM TOWNSは、x86系ではいいタイミングでの登場だったと思います。
あれもいろんな意味で変だったりしますけど。
DOに関しては、88が衰退してきて、「結局ほしいのってこれよね」っていうローエンド向けの答えなんでしょうね。NECが言わなくても「もういいか」って市場が言ってた時期です。
MCが、ものすごく勢いがあったら、また話は違っていたでしょうし、VAも生かすとラインは三つに増えてしまいますし。
「もしも」に「当時のコスト的な壁」を考えれば、値段的にアレぐらいが精一杯だったようにも思うのですよね。
nicknameさん
2014/05/14
色々考えがありますねぇ。
嫉妬と、こっち見んなですかwまぁ、そうかもしれないです。
尖った部分の無さですが、そう思います。
VAのVAらしさを伝えるのに失敗したんでしょう。
VAは65336色同時発色を謳ってましたが、640*200の話でしたし、その状態では1画面しかとれなくて使いづらかったんですよね。
640*400の16色だと2枚使えましたけど、98と変わらず・・・なんだよ的な?
スプライト機能を除外したら、グラフィックが重視されましたので98と同じじゃ見てくれませんでした。
GVRAMはもう一声欲しかったなぁ。600*400で65536同時発色出来てればなぁ。
たらればですけど、これがあったらVAが面白かったです。
他の機種については、知識が乏しいので語れません。orz
(X1、FM-77、X68K・・・あったなぁ程度です)
カーリーさん
2014/05/14
nicknameさん
2014/05/14
CD-ROMってことは・・・MCですか。
8801最終形態で、縦型の88ですね。8MHzノーウェイトとか羨ましい限りです。
縦型としてはMCが最初でしたが、実は縦”置き”としては、MCが最初じゃなかったりします。
mkIIが縦置き/横置きを可能にしてて、私は縦置きで使ってましたw
対応ソフトですか?う~ん、店頭でデモは見ましたが、なんだったか・・・
かげちゃんさん
2014/05/14
88VAは中身的に98に近く、パッチをあてれば98用のソフトが動いていたような...
nicknameさん
2014/05/15
そうなんですよ、メモリを積んでパッチをあてれば、一部の98のソフトが動いてしまっ”た”んです。
私もやりましたよ、Populousとかプリンセスメーカーとかw
性能が似ていたため、VAソフトもグラフィックが98と共通化されてしまって、VAらしさが生かされたソフトは、数える程度しか発売されなかったです。