したがって、かなり読み手を選ぶ作品です。
本格派としてギリギリのラインでしょう。
このラインを突破したらもうライトノベルになってしまいます。
という感じの意欲作。
ライトノベルが普及していたこの頃に良くこの手法を採用したなぁと感心してしまうほどです。
んで、肝心の内容ですが例の如く犯人は分かりやすいですが、犯人を包む狂気に心底怖い思いをします。
犯人に感情移入する事は到底出来ないのですが、「もし自分が同じ立場に置かれたら?」と考えると果たして自我を維持できるかどうか疑問です。
というくらい犯人の背景が練りこまれた構成になっています。
納得できる出来ないは個人差になると思いますがね(^^;
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購入金額
750円
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購入日
2007年頃
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購入場所
どこかの本屋さん
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