本作品では館シリーズらしくない感じがします。
実際、「探偵役」の島田潔が後半になるまで出てきません。
他の作品では割と出ずっぱりな探偵なだけに意外な感じがします。
そして、ラストの落ちを読んで「むぅ」と唸ってしまいました。
薄々読みながら感じていたのですが、コレはコレでアリなのかなぁと。
人によっては、落ちが許せないかもしれません。
ただ、綾辻行人らしい「狂気」の描き方はかなり緻密な感じがします。
この作品では二重三重の狂気が描かれていてすごく「怖かった」です。
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購入金額
660円
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購入日
2007年頃
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購入場所
どこかの本屋さん
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