外付けMOドライブと言えばOLYMPUS TURBO MOを思い出す方も多いのではないでしょうか。こちらの製品はTURBO MO miniシリーズでは後期の製品で5,500rpmの高速ドライブを内臓したモデルです。
●OLYMPUS TURBO MO mini V(MO645U2)
TURBO MO mini IVの4000rpmに対して5500rpmまで回転数を高めたドライブを採用しているのが特徴。8MBの大容量キャッシュも搭載しているので640MB MOドライブの中では高速な製品の一つです。
ドライブ本体にも改良がくわえられていて厚みこそ変わりませんがTURBO MO mini III(MO643U5)より1cmほど奥行きが短くなっています。
<スペック>
・型番:OLYMPUS MOS3415
・インターフェース:USB 2.0
・対応ディスク:128MB,230MB,540MB,640MB
・オーバーライト対応:230MB、540MB、640MB
・回転数:5500rpm
・キャッシュ:8MB
・ベゼカラー:ベゼル無し
・消費電力:最大 10W
●ドライブについて
内蔵されているドライブはOLYMPUS MOS3415。ドライブ自体にに”電源スイッチ・USB 2.0端子・ACアダプター”などのコネクタが実装されています。
ケースはネジ2本で簡単に分解できますが専用設計のドライブでフロントベゼルも無いタイプですので中身だけ流用するのは難しいです。(TURBO MO mini IIIに内臓されているOLYMPUS MOS3393ともコネクタの位置が違います。)
●WindowsXPへの対応について
WindowsXPは標準ドライバで動作しました。メーカーでもWindowsXPへの対応となっていますので問題ないと思います。
●Vista、Windows7への対応について
USB 2.0基準のドライブということでVista、Windows7共にOS標準ドライバで動作可能でした。汎用性は高いです。
●電源について
電力はACアダプター経由。USB連動の電源オン・オフ機能はありません。フロント左側のスイッチでオン・オフを行います。使わないときに素早く電源をオフにできるのは魅力です。
●ベンチマーク
ドライブの性能が気になるのでCrystalDiskMark 3.0.1と640MB OWメディアを利用してアクセス速度を計測してみました。(写真3)
シーケンシャルライトは約1MB/s、シーケンシャルリードは約2.8MB/sとTURBO MO mini III(MO643U5)のシーケンシャルリードの約1.5MB/sに対して2倍近く高速化されています。5500rpm+8MBキャッシュの高速ドライブの実力が発揮されているようです。
●感想
5500rpmの高速ドライブの性能はTURBO MOの名称どうり高速でMO末期の製品にも見劣りしません。
比較的古い製品ですがTURBO MO mini III(MO643U5)同様、本体は小型でUSB 2.0接続で汎用性・互換性共に高く、最新OSでも問題なく利用可能なのは魅力です。GIGAMOメディアには対応していませんが現役で使用可能な性能と言えると思います。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
リンさん
2011/04/11
>●Vista、Windows7への対応について
素敵な検証結果ですね^^
これでMO派が増えたらいいんですけどね。
Sheltieさん
2011/04/11
MOドライブは登録していない物があと数台あります(^-^;
後期の製品やネイティブUSBモデルはWin7でも問題なく使えますから、MO派増えてほしいですね。