MLCではなくSLCを採用しているようです。
SLCはMLCの10倍の寿命といわれているので、非常に長い寿命を期待できます。
ちなみに、LEDライトはかなり控えめで好感が持てます。
すでに販売生産は終了しており、在庫もないと思われますが、ツールを使用した場合と、未使用の場合でのベンチマーク速度の違いを計測してみました。
さて、このメモリの面白いところは、内部にコントローラーチップを搭載しており、いわゆるRAID0の状態を実現しています。
BUFFALOサイトによると、「従来の1チップ転送から2チップ同時転送にすることで、USBメモリーのボトルネックとなっていた転送量も2倍(理論値)になって、より高速な転送を実現」とのことです。
また、ターボUSBというBUFFALOオリジナルのソフトを使用することで高速化を図っています。
ということで、まずは、何も考えずにUSBをざくっとさしたところのベンチマークから。
まぁ・・・こんなところですかね・・・。
USB2.0のメモリとしてはそこそこ速いほうだとは思います。
さて、次にBUFFALO専用のアプリ「ターボUSB」を使用してみます。
このターボUSBはターボ機能を搭載しているBUFFALO製USBメモリを高速化することができるようです。
ということで早速インストール。
これがターボUSB。
実はインストールしただけでは高速化しないので・・・。
USBメモリを挿した後に高速化を行います。
高速化を行うと、メモリの名称にも高速化の表示が。
このように「USB 大容量記憶装置(TurboUSB)」という表示に。
(TurboUSB)という表示が出ない場合は、USBメモリが対応していないか、高速化をもう一度行う必要があります。
高速化が成功したため、この状態でベンチを測定してみます。
やはり速度は上がっていますね。
BUFFALOでは30MB/sということでしたが、31MB/s以上の速度が。
実際に、効果はあるようです。
ということで、まとめると。
アプリをインストールしないと速度が上がらないというのは、USBメモリというものの性格上、あまり意味がないかと・・・。
また、せっかくの内部RAID0なのに、あまり効果が出てないような・・・。
ただ、読み込みはあまり変化ないのですが、書き込みに関しては、最大で15MB/s出ていますので、そこそこ速い部類に入っているかと思います。
特に512Kの書き込みは10MB/sです。
これは、最大130MB/sのUSB3.0対応SLCチップと同じ速度。
これが内部RAID0の効果なんでしょう。
頻繁に書き込むことが多い場合には、そこそこ使えるかと。
いちおう、SLCのメモリとしては貴重なので、今後も使い続けたいと思います。
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購入金額
4,500円
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購入日
2008年頃
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購入場所
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