バブルの申し子ユーノスコスモ。
しかしバブル時代なんてもう教科書に載るレベルの昔話。つまりコスモも古いクルマで30年以上経っている。という訳で部品が出なかったり意外なところが壊れたり。
ある日テールランプだけ全部点かないという謎な故障に。その辺の内容についてはクルマ整備の内容なのでみんカラの方に載せているのだが…
テールランプ不灯修理&球切れ警告灯キャンセル(マツダ ユーノスコスモ)by 下小川 - みんカラ
簡潔に言うと警告灯用の検知基盤が故障(LED球も壊れていたのでその巻き添え?)。テールランプの系統が断線状態になっていたという訳。
幸い基盤の中古部品を入手できたので交換すればいい話なのだが…
そもそもテールランプの球切れ検知灯があるというのが困りもの。いわばウインカーのハイフラみたいなもので、これLED球だと警告灯が金輪際消灯しない一番星の生まれ変わりになる。車検で警告灯はチェックされるしそもそも点灯しっぱなしは鬱陶しいのでキャンセルできるならしたいところ。
基盤を確認すると、基盤の代わりにシンプルに端子を2系統繋いでやればテール・ブレーキランプの点灯に問題はなさそうで、警告灯もキャンセルできそう。純正配線を加工してもいいのだが…
いかんせんこんなブリッジしないとアクセスできない位置。
そこで混沌とした令和のインターネットに平成の車の一筋の光を求めて検索した。幸いユニット現物はあるのだからそれを計測し、組み合わせられるカプラーは無いかと。
小売りと端子のセットはとても助かる
ありました。
見事球切れ検知ユニットと同じ形状のカプラー。
AmazonでUnique Systemというショップが出品しているもので、個人ユーザー向けに1個単位で売ってくれる。しかも使うための端子もセットしてくれる親切さ。以前大容量ヒューズでもお世話になった。とても助かる。インターネット最高。ありがてぇありがてぇ。
今回はユニットの代用なので片側で良かったのだが端子もセットでわかりやすかったのでオスメス一式購入。
こんだけ。チョーシンプル。元の基盤でもこの2か所は直接つながっていて、そこから分岐した回路で警告灯を点灯させている構造だったので、警告灯がいらないならこれでOKなのだ。
車本体側もカプラーではなくリレーユニットの土台となっているので加工が難しかった。
車本体に装着。ぴったりばっちり。
無事テールランプ・ブレーキランプ点灯。更に警告灯もキャンセル成功。ちなみにイグニッションオン時の点灯は別系統から給電されているようで、イグニッションオンで点灯→エンジンオンで消灯と正しい動作をするので車検も安心。
こればっかりだがカプラー1個から探して買えるインターネット時代だからこそ自分のような人間でも修理できたわけでとてもありがたい。
余談だが、同時期同メーカーのユーノスロードスターでもこのカプラー形状は使われていたようで、Amazonのレビューに「リトラ・ハザードスイッチユニットに使えた」と書いてあった。そういえば友人のNA8Cもリトラ・ハザードスイッチが壊れて自作品に置き換えた時端子直挿ししてたなと伝えてみたら、リトラ・ハザードスイッチに無事使えたそうです。よかったよかった。
Xユーザーの餅。さん: 「カプラー化できたので脱着だいぶ楽になった https://t.co/xooLGEVEWe」 / X
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購入金額
1,162円
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購入日
2025年10月03日
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購入場所
Amazon Unique System












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