9月6日・土曜日に日帰りで東京へ行く目的がありましたので
いつもと同じように新幹線のお得切符を探しました。
宿泊も考えたのですが、かつて利用していた東京ブックマークはすでにありません。
ずらし旅でオトクな時間帯などを調べていると、スマートEXのずらし旅が良いんじゃないか
そう言うと、年に数十回レベルで新幹線を利用している息子も そう言っていた事を思い出し
ウェブ情報を見ながら手持ちのiPhoneにアプリをインストールしつつ 進めることにしました。
なるほど便利だわ
自分の経験と照らし合わせながら ウェブに掲載されている スマートEXの良いところを羅列します
- チケットレス乗車とICカード連携:
- 登録した交通系ICカード(Suica、PASMO、ICOCAなど10種類)を改札機にタッチするだけで乗車できます。
- Suicaなどの交通系ICカードを持っていない場合でも、事前のきっぷ受け取りで利用可能です。
- 登録した交通系ICカード(Suica、PASMO、ICOCAなど10種類)を改札機にタッチするだけで乗車できます。
- 年会費無料のシンプルさ:
- 年会費が無料なので、気軽に利用できます。
- 登録も簡単で、スマートフォンやパソコンからすぐに利用可能です。
- 簡単かつ手数料無料の予約変更:
- スマートフォンやPCからいつでも予約・変更が可能です。
- 列車発車直前まで何度でも無料で予約変更できます。
早特商品による割引:
- 早めの予約で割引運賃が適用される「EX早特」シリーズなどのおトクな商品があります。
- 旅行やレジャーなど、さまざまな利用シーンに合わせて活用できます。
- 幅広い対象列車:
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- 東海道・山陽・九州新幹線の全ての列車(のぞみ、ひかり、こだまなど)で利用できます。
- 普通車指定席、グリーン車、普通車自由席など、幅広い座席設備に対応しています。
欠点があるとしたら
スマートEXのデメリット
割引率がエクスプレス予約に比べて低く、通常の窓口や券売機と同等の料金になることが多い。
また、早得商品を利用するには早い予約が必要で、
年会費がかかるエクスプレス予約のようなお得な割引はありません。
さらに、学割や株主優待は使えず、途中下車もできません。
シートマップ(座席表)が使えない場合がある
1年前から1か月前までの予約や、23時30分から翌5時30分の予約時には、
シートマップを利用できません。
私は1週間前の予約でしたが シートマップは使えておりません
インターネットの特性による不具合:
インターネット予約のため、通信環境が不安定だと予約が完了しない、
または完了画面が中断されるなどの可能性があります。
動作保証されていない環境での利用:
新しいOSやブラウザなど、動作確認をしていない環境では予期せぬ事象が発生し、
すぐには修正対応できない場合があります。
チケットレスはホントに便利
iOS インストール後の画面
予約済みをタップすると 詳細が表示されます
トップ画面から様々なオンラインコンテンツに飛ぶことができました
画面をそのまま、あるいは交通系ICカードに権限を移譲して 改札にタッチすると
このような紙の切符が出てきます
でね、行きの新幹線は、契約時に得ていた1,000円分の「アプリ内登録の権限」を駅構内の
売店で利用して サンドイッチや飲み物を買い求めることが出来ております。
交通系ICカードに1万円超えのチャージをせずとも
京都市バス 東京都内の山手線 メトロ線などを 1枚のカードでスマートに利用出来ました。
交通系ICカードをスマートフォンアプリに入れて、アップルウォッチなどに連携しておけば
カバンやポケットから端末やカードを出し入れせず利用可能となります。
でもね
こんな時 ホントに困る
個人的な失態に基づくお知らせですので、評価として下げるのはどうかとは思いますが
アプリを入れたスマホを紛失したら どうなったか? を書き留めます。
メトロを使った時 確かにスマホもICカードも手元にあったんです。
そのあと、東京駅のどこかのトイレの手洗いでスマホを置き忘れちゃったんです。
改札前でそれに気づき、1F B1Fのトイレを探して走り回り、ちょうどおられた清掃員の方にも
スマホありませんでしたか? と尋ねたんですが 見つかりません。
改札横の係員に尋ねつつ、情報を伝えて まずは「届いているか?」を調べてもらいました。
しかし「今の今」では、検索に引っかかることも無いだろう との答え。
スマートEXの情報は 自分のスマホとカバーに納めている交通系ICカードにしか存在しません。
同行家族がいれば、端末を探すアプリで 大まかな居場所を特定できたでしょうし
同行家族がいれば、家のiMacに入っている情報を見つけることが出来たかもしれません。
考える時間が欲しかったんですが もうそこに最終電車の時間が迫っております。
現金やカードの持ち合わせがありましたので 新たに新幹線の切符を買い求めることにしました。
もしも駅構内にスマホの存在を確認できていたら 駅周辺で夜を明かして
あさイチで落とし物センターに行くこともできたのですが
誰かに持ち去られていたとしたら それも無駄な行為となりますので 帰ることにしました。
帰宅後 iMacで自分のiPhoneを探してみると 駅構内にあることが確認できました。
改札でもらっていた紙片の情報に従う形で 何度も何度も電話をかけます。
が
まったく繋がりません。
仕方なく お忘れ物チャットへのQRコードでたどり着く画面に情報を入力しましたが
返事は24時間以上後となるそうです。
位置情報から推察した私のスマホの居場所は、八重洲口ではなく丸の内側の落とし物センターだと
思えたので 地図アプリなどを駆使して その受付の電話番号を探してみました。
そちらは4度ほどのリダイヤルで繋がりました
情報を提供すると まさに私のiPhoneが届いていることが判明しました。
なんてありがたいこと なんてうれしいこと。
恐縮ですが着払いで送っていただけることは出来ますか? とお尋ねすると
本人確認のために、身分証明書を携えて近隣のJRに出向くことを促されます。
その際、手続きが簡便に進むように個別に与えられた 5桁の番号を伝えるように言われています
電話が繋がったのは午前9時前
その日の午前10時には京都駅に出向きます。
京都駅も大きな駅 多くの人が行き交う駅なのですが、この種の担当者はおひとり。
東京駅側から教えてもらった5桁の番号も伝えたのですが
肝心の東京都の電話が繋がらず 何度も何度もリダイヤル
おそらく私も全く繋がらなかった あの電話番号にかけておられるんだろうと思い
家内から借りていたiPhoneに残る履歴を頼りに コチラもリダイヤルすると
すぐに繋がり あのときの担当者がでてくださりました。
ひょっとしたら 東京駅側も少ない人員で事を進めておられるのかもしれません。
ある意味 本来の業務外のお仕事なので文句を言うのは筋違いかもしれませんし
私が落とし物をしなければ良いと言うだけの話かもしれませんが
大東京駅 大京都駅 として どうなんだろ? と感じたのは事実です。
報道によりますと 早晩 この種の作業はAI化され 忘れ物も集約された場所に移されると
聞きました。
それは良いこと。
でもね
今回の私の本人確認の受取り 通達は なんとFAXを使っているらしいですから!
午前11時台に一連の作業は済みましたので、京都側の係の方が教えてくれたのには
本日中の発送になるから 月曜日には荷物が届きます
着払いで1510円かかります
万が一 違うスマホが届いたら私の責任で発送元に送り返すようにとのこと。
了解しました。
帰宅後 再び位置情報を確認しますと
日曜日の午後5時あたりまでは同じところにとどまっておりましたが
その後 東名高速を西に向かうトラックに積まれていることが分かりました。
機会ある毎に 僕はここにいるよ! と伝えてくれる健気なiPhone!
おそらく三河安城あたりで ほぼバッテリーが切れたようです。
それでも翌日の早朝 近隣の集配所に「ここにいるよ!」の連絡が来ました。
紛失したiPhoneは こうして手元に戻りました。
拾ってくださった方 届けてくださった方 JR関係者の皆様 配送業者の方々には感謝しております
本来の業務外のお仕事なのに 多くの忘れ物への対応のお陰で
土曜の夜に無くしたものが 500キロ離れた場所へ 月曜の朝に届いたんです。
次 困ったら こうしよう
東京駅で無くしたiPhone 支払済みの新幹線のチケットは使えません。
もしも同行者が居れば それが家族だったら、
端末を借りて 搭乗前のチケットをキャンセル出来たのですが、それも叶いません。
新しくチケットを買い直す時に 駅員の方に 自動改札を通らずにハンコを押して下さい
と言われたことは覚えています。
帰宅して 再び自分の失態を問い直した時に気づいたのですが
京都駅の改札を出るときも、自動改札を通らず、担当駅員に事情を説明してハンコをもらい
手元に乗車券を残しておけば、失効した乗車券の証明ができた時点で
手数料を除いた払い戻しがあるようなんです。
もう遅い 乗車券は自動改札に吸い込まれたもんね。
またスマートEXを買い求めた時に、領収書を発行出来るのですが、そのプリントアウトを携行
しておけば スマホも交通系ICカードも無くした時に、窓口でなんとかなったかもしれません。
もちろん交通系ICカードもスマホも無くさなければ 置き忘れなければ
何も問題はないのですが、、、。
スマートEX 初心者の間違いを記載しましたので 他山の石としてご覧いただければ幸せです
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購入金額
0円
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購入日
2025年09月頃
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購入場所
JR東海 JR西日本 JR九州








L2さん
09/14
でも、不便というか、落とし穴的なものも結構ありますね。
私も先日、久しぶりの出張で関東へ向かう際に、当日窓口で買うよりも3日前から発券予約が可能という事で利用する事に。
普段、車通勤で鉄道は殆ど利用しないので交通系ICを所持しておらず、チケットレスは利用できずに搭乗予定の名古屋駅券売機での発券を選ぶことになりました。
QRコードをアプリ上で呼び出して、パスワードを入れる、との事でしたが。
予約購入した日の前後は荒天の為か、予約確認や、QR表示の為のアプリログイン自体に4‐5分の待機を要求された為、搭乗予定日にこのような待機時間が出来たら、乗り遅れるのが怖いのでQRコードをスクリーンショットで保存しました。
そして、出張前日に思い出したのが、アプリのログインをiPhoneのFaceIDに任せていてパスワードを覚えていない事。
背筋を凍らせながら、メールアドレスにパスワード再設定をする羽目になりました。
これ、アプリからQRコードを呼び出しても券売機にパスワードを入力必要になるという事で、FaceIDとか指紋認証でアプリログインのパスワードを管理している人はアワアワしないのかな、と思ったり。
交通系ICカードを持っている人のチケットレスは便利だと想像しますけれども、フェレンギさんの遭遇したようにICカードアプリ毎iPhoneを紛失すると、連絡手段も含めて対処のしようがなくなりますよね。
時間もお金も掛かった対応、お疲れさまでした。
もう一つ、スマートEX絡みの事例がありましたが、長くコメントしすぎましたので、自分の日記に書くことにします。
長文失礼しました。
フェレンギさん
09/15
ありがとうございます
イベントなどの電子チケットにしても通信障害があると大混乱しますよね
困ったら、無くしたらヒトのスマホで自分のアプリを動かせ というアドバイスもありますが
それもL2さんがおっしゃるように EXのIDとPWを何らかの手段で記憶しておかないと
無理ですもん。
便利の裏に潜む落とし穴を理解しておくことが大事だなと感じた日です。
あと落とし物の確認作業に現代の大きな駅間が未だにFAXを使っていることも衝撃でした
めちゃアナログやんね。