AKRacing公式直販ストアのオプション販売コーナでは「Premiumシリーズ、Pinonシリーズを除くチェア製品に標準添付されたガスシリンダー」と書かれていましたが、サイズが同じなので交換は可能なようです。

AKRacing純正品

内容はシリンダー本体とカバーのセット

シリンダー頭部径は28mm

シリンダー底部径は50mm

ガスシリンダーの交換は、座面下部のシリンダー固定台と五本足ベースからガスシリンダー本体を引き抜いて、新しいガスシリンダー本体を差し込むだけと言う、簡単なものですが、実施には古いシリンダーが固着して外せないという現実が待ち受けています。

以下が交換手順です。

手順1　シリンダー固定台と五本足ベースの差し込み部分にCRC-556など潤滑剤を塗布しておく

接合部分に潤滑剤を噴霧

手順2　座面・背もたれが動かないような位置に椅子を倒し、シリンダー固定台に挿入されているシリンダーを水道レンチやパイプレンチなどで挟み回転させる。(回ればすぐに抜けます)

水道レンチで挟んで回す

手順3　五本足ベースを固定し、パイプレンチでしっかりシリンダーを挟んで回転させる。径が50mm有るので水道レンチでは無理そう、パイプレンチなどが専用工具として必要になります。

筆者の場合、固着が強すぎて、チェアベースとシリンダーはどうしても外せませんでした。

結果、新しいチェアベースを購入して交換することにしました。

叩いても回しても外れないシリンダー・・・困った 

チェアベースはアマゾンで購入

上から見るとほぼ同径

手順4　新しいガスシリンダーを差し込む前に、シリンダー固定台と五本足ベースの差し込み部分は清掃しておきましょう。塗料が固着していたり、鉄粉の汚れなどがありますのでCRCを吹いたウエスなどで拭きます。

清掃してから組み付けます

手順5　組立マニュアル通り、倒した状態でガスシリンダーを指定の位置に差し込みます。（立てたままでも出来ますが、椅子が重いので倒した方が組み立てやすいです）

組み付け完了　既存のベースより2cmほど高くなった

組立後、昇降レバーで椅子が上下するか確認します。

普通、8年も使うと椅子ごと交換しようかと思いますが、シリンダー交換で使い慣れた（座り慣れた）ゲーミングチェアが復活するなら価格も5480円と手頃なことから充分満足しています。(今回余計な＋αは有りましたが）