これまで、夏は日焼け止めクリームを塗っておけば十分だと思っていたので、帽子や日傘を使うことはほとんどありませんでした。
しかし、ここ数年の猛暑を受けて、
「日焼け止めだけではダメだ、本格的に熱中症対策をしないと!」と感じるようになり、帽子をかぶるようになりました。
なぜ帽子を選んだのかというと、自転車移動がメインだからです。
日傘ももちろん持っていますが、使うのはショッピングや遊びに行くときくらいで、日常ではほとんど出番がありません。
ただ、帽子だけでは汗がたまりやすく、蒸れて不快に感じることもあります。
そこで今年は、帽子の中に入れて使う「アイスキャップマット」を購入してみました。
白いのは冷えている状態。溶けると透明になる。
なぜ頭を冷やすのか?
- 頭部は血流が豊富なので、体温が急上昇しやすい
- 直射日光を受けると、全身の体温調節が乱れ、意識障害やめまいを引き起こすことがある
- 頭からの放熱がうまくできないと、脱水や熱疲労につながる
こうした理由から、帽子は単なる紫外線対策ではなく、命を守るための熱中症対策として必要なアイテムだと思っています。
PCM冷却とは、ある一定の温度で固体⇔液体に変化する特殊な素材のことだそう。
この素材は28℃以下で自然に凍結し、溶ける過程で熱を吸収するため、冷却効果が得られます。
私が使っているアイスキャップマットは、
冷凍庫で約10分
冷蔵庫で約15分
冷水で約20分
で冷却可能。
冷やすと少し硬くなりますが、カチカチに凍るわけではないので、帽子の中に入れても違和感なく使えています。
28度以下で凍結するといっても、清涼感をしっかり感じたい私は、普段は冷蔵庫で冷やすことが多く、冷水で冷やすことはまだ試していません。
猛暑では15分程度しかもたない
解凍は早めで、猛暑だと冷却効果は15分もつかどうかといったところです。
スーパーや駅などの目的地に着くころには、だいたい溶けてしまっています。
それでも、頭に直接強い熱を受けていないおかげか、使用中に「ものすごく暑い」と感じることはありません。
ひとつ注意点として、浅めのキャップだとパッドがはみ出してしまいます。
私はこのアイスキャップマットを使いたくて、深めにかぶれる帽子に買い替えました。
「ないよりは、あったほうがいい」といったレベルのアイテムだと思います。
娘にも購入しましたが、
「1日もたないから微妙だけど、電車に乗るまでは冷たいから使ってる」とのことでした。
子乗せ自転車を使っているご家庭なら、
お子さんのヘルメットに使ってあげるのもいいかもしれませんね。
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購入金額
1,916円
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購入日
2025年07月25日
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購入場所


JKHDDさん
08/22
縦横縦横横さん
08/22
使ってみてくださったんですね!
気に入っていただけてウレシイです!