ケルヒャー欲しい。使ってみたい。
今までそのように思っていました。
しかし、高圧洗浄機というのは取り回ししにくい上に使い勝手が悪く、どこでも使用できるようなものではないためか、よくハードオフなどの中古ショップなどでよく見かけます。
使用頻度も高くないですしね。
そんな中、ケルヒャーからハンディタイプが登場。
蛇口が給水ホースに対応していなくても、バケツに水を入れて給水場に出来たりします。
事前準備が必要ですが、取り回ししやすい製品だと感じました。
通常、Amazon価格で\14,980と固定金額で張り付いていました。
今回のプライムセールで初めて値下がりを記録されたみたいで、更に+8%のポイント還元対象となっている。
これは買いだな・・・と思い、購入。
前もってお伝えしておくと、高圧洗浄機というカテゴリで見た場合の評価は割と低いようです。
高圧と謳っておきながら圧力が足りないなどがレビューがチラホラ。
ハンディタイプなので取り回ししやすい分、威力は少々足りない製品だと思います。
そのあたりを考慮したうえで購入検討をすべきかと思います。
オプションで別のノズルや車用洗剤があるので、付属品は最小限だと思います
外箱
説明書と本体
ホース、噴射ノズル、バッテリー充電のUSBケーブルC-A
ホースはバケツなどから給水させるタイプとペットボトルを使用するときのホースの2種類。
本体の反対側
バッテリー
バッテリー裏、18V2A、5V2Aの充電となるため、急速充電には対応していないと思われる。
そもそも、エアコン洗浄用に使いたかったんですよね。
エアコン洗浄に必要なものは下記の通り
- 本製品 OC 5 Handy、もしくは蓄圧式噴霧器
- 10Lくらい入るバケツもしくは入れ物 可能なら3つ以上(給水用2つ以上、排水用1つ)
- エアコン洗浄カバー(排水可能なホース付きの一式の方がよい)
- エアコン洗浄剤
- 不要なバスタオルやフェイスタオルなどを数枚、必要であればビニールシートなど。
- 水漏れ防止用の養成用テープ
エアコン清掃手順については省きます。
一度もエアコン清掃作業を行ったことがない場合は、ケルヒャーの使用はやめた方が無難だと思います。
手動の「蓄圧式噴霧器」を使用する経験者でもケルヒャー初回時で水しぶきによりビチャビチャになりがちです。
完全な初心者ではエアコン洗浄カバーの取り扱い経験不足により、さらにビチャビチャになると思われます。
よって、中級者以上推奨かなと感じます。
でも、結局は慣れによってカバー出来るのも確かだと思います。
使用手順として、説明書のPDFを抜粋していきます。
・バケツに水を入れて、自吸用ホースを入れる。クリップを取り付けてホースを固定する。

・ケルヒャーにホースを接続する。

・誤動作防止のため、ロックしておく。
・ノズルを取りつける。
・バッテリーパックを取り付ける

なお、ノズルについては下記のモードがあります。
エアコン洗浄においては、低圧・フォームモード、ポイントジェットモード、傾斜モードの3種類が使いやすかったです。

・洗浄タンクに洗浄剤を入れます。最大300mL入ります。
下記の洗浄剤は10~20倍希釈ではありますが、50~80mLくらいがちょうどよいと感じます。
結構ざっくりですが、水10Lに対して50mLくらいで使い切れるくらいでしょうか。大まかに20倍希釈くらいになると思います。
洗浄タンクを取り付けると下記のようになります。
右手はケルヒャーのハンドルを持ち、左手はフェイスタオルを持ちながら洗浄タンクの下に手を置くようにするといい感じでした。
エアコン洗浄は室内で行うものです。ケルヒャーは上方向に傾けますので水しぶきがケルヒャーを伝って下方向に落ちてきます。
フェイスタオルは下方向に落ちる水を抑える役割をします。
これを行わないと床がビチャビチャになるか、自身の腕に水が伝わってビチャビチャになります。
念のため事前にバスタオルを床に敷いておくとよいです。
最初はエアコンのフィンと吹き出し口とファンを清掃します。
「低圧・フォームモード」を使用すると洗浄剤を多量に使用してくるようなので、ノズルを設定します。
このモードは水を大量に消費するようです。この段階で10Lくらいの水を消費させます。
私の場合はエアコンの外装は外さないで作業します。
このとき、外装の樹脂パーツになるべく水を当てないよう細心の注意を払いながら作業します。
下手に水を当てると水しぶきが自分の方に跳ね返ってくる可能性があります。
清掃完了後、5分~10分くらい待って汚れを浮かせます。
この間に洗浄タンクを外して内部を洗浄しておきます。
追加の水を用意する場合、この時間帯を使用して準備しておきます。
この後の「すすぎ」の工程で20~30Lくらいの水を使用します。
20~30Lくらいの水が用意できたら「すすぎ」の開始です。
洗剤の洗い流しに10L、エアコンのフィンで5~10L、吹き出し口とファンで5~10Lくらいを使用します。
このとき「低圧・フォームモード」による多量の水で洗剤を洗い流します。
エアコンのフィンに多量の水を流すことで内部のドレンパンの洗い流す効果もあると思われます。
そのあと、「傾斜モード」と「ポイントジェットモード」を切り替えしながらエアコンのフィン、吹き出し口、ファンを清掃していきます。
ファンにこびりついた黒カビを高圧で落とすのはこのフェーズです。
ノズル形状の選択はあくまで私が使いやすかったという感じなので、それを使用しましょうということではありません。
ポイントとしては水しぶきの跳ね返りが比較的少なかったのが「傾斜モード」と「ポイントジェットモード」という感じでしょうか。
最後の仕上げとして「低圧・フォームモード」に切り替えて多量の水で洗い流して完了とします。
下記は「傾斜モード」でファンを清掃したときの動画を残してみました。 黒カビが流れるので一応閲覧注意扱い。
蓄圧式噴霧器だと、このあとブラシでゴシゴシ擦る作業が発生するのですが、高圧洗浄だと擦る作業は不要なようです。
水がファンにあたると高圧のためかファンが回転します。
5秒くらい同じ場所を当てれば全方向のファンブレードに水がかかり簡単清掃が可能になるようです。
手動の蓄圧式噴霧器で3時間くらいかかっていた作業が、ケルヒャー使用3回目くらいでは1時間くらいの作業時間となり格段と効率があがりました。(事前準備から後片付けまで1サイクルとした時間です)
高圧洗浄のため、「自身に跳ね返ってくる水しぶきをどのようにして抑えるか」というのが作業上のポイントとなるようです。
こればかりは経験がものをいう感じであるため、回数を重ねるしかないようです。
ちなみに初回時はノズルはどれを使用してよいかわからなかったため、2時間くらい作業でした。
ペットボトルを使用するホースも付属していますが、水を多量に消費するので、使用するメリットがあまりありません。
素直にバケツを用意した方がよいと思います。
なお、バッテリーの消耗具合ですが、約40Lの水の使用量で4段階のLED点灯のうち2つの点灯でした。
つまり25%~50%のバッテリー残量だったということになります。
家庭用の大きなエアコンでも問題なくバッテリー残量は残るかと思います。
用途は色々(基本は清掃関連)
いずれもハンディのため取り回ししやすい。
・エアコン洗浄(本ページで主に取り上げている内容)
・家の回りの苔を落としてみたり(威力が弱いと思うため、少々時間かかる)
・外から窓の網戸へ水を噴射して網戸洗浄(時短で大掃除などで大助かり)
・ベランダの壁や床回りの洗浄(時短で大掃除などで大助かり)
エアコンのクリーニングを自分で行う!
涼感度というのは Zigsow内の「「熱さ」「暑さ」対策で使える冷却&涼感アイテム」特集の項目です。
https://zigsow.jp/campaign/collection/Cool2025
「涼感アイテム」は不快感を取り除くのに大活躍!
というポイントにおいて、エアコン内部に溜まった汚れを洗浄し、エアコンから排出される嫌な臭いから解消されます。
エアコンから吹き出される風は、ほぼ新品のような感じに戻り、不快感が激減します。
冷房効果が向上する(もとに戻る?)かは不明ですが、衛生的に安心できるため肉体的にも精神的にもリフレッシュは出来そうです。
清掃道具であるため、「涼感アイテム」という人に直接的に使用するものではなく、他のモノをよりよく改善するような間接的に関わるアイテムというような位置づけにはなります。
通常はエアコン清掃業者に依頼すべきですが、自己責任の範疇でご自身でエアコン清掃を行う場合には、このケルヒャーのモバイル高圧洗浄機の導入検討をおススメしてみます。
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購入金額
12,499円
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購入日
2025年07月09日
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購入場所
Amazon.co.jp










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