INNO3Dが販売しているRTX5080を搭載したグラフィックボードです。日本ではELSAが販売しています。
RTX5080搭載モデルとしては比較的安価かつコンパクトなモデルで、他メーカーだと高価なモデルしかない白基板であることも特徴ですね。
当時使用していたUWQHDモニターで快適ゲーミングができるように(我が家比で)高性能なグラフィックボードとしてRTX4070Tiを使用していたのですが、モニターを4Kに変えたことで性能が不足気味になってしまいました。
FHDやめてWQHDモニター買ったよ!
⇒ RX5700XTなら余裕だぜ!(Vega64から入れ替え)
⇒ ウルトラワイド使ってみたくてUWQHDにしたよ!
⇒ 5700XTじゃ足りないのか…よし、4070Tiなら十分すぎるだろ!
⇒ 性能に余裕あるし安売りしてたから有機ELの4K、買っちゃった♡
⇒ 嘘だろ…4K(120Hz)重すぎだろ…
⇒ 5070Tiと思ったけど4K環境だから5080逝っちゃえ☆
※4070TiはRX7600を使っていた別環境に回しました
と上記のように「モニターに合わせたグラボを買うとモニターが進化してまたグラボを買う」という頭の悪いサイクルを繰り返した結果、事実上ゲーム向けではハイエンドとなるRTX5080を購入するに至りました。(x90は昔で言うTITANみたいなものだからね。あとホイール買えるくらい高い)
今度こそ終着点だと思いたいです。
環境変わることも視野に入れて最初からx80系選んでいれば交換頻度下げられたよね。うん。
それにしてもグラフィックボードも高くなりましたね。
もう買わないからな!誰が二度とグラフィックボードなんか買ってやるものか!(多分2,3年後にまた買う)
箱を開けるとなぜか説明書らしきものが2枚入ってました。
言語違いかと思ったのですが、2枚とも全く同じ。きっとなにか意味があるのかもしれません。(多分ない)
あと例のごとく筆者は外国語非対応なので読めません。
高価な製品ではありますが、パッケージは非常に簡素で必要最低限といった感じです。
高付加価値なモデルだと付属品が沢山入っていたり開けるだけでワクワクするような梱包だったりしますが、こいつには何もないです。
内容物が少ないので外箱もコンパクトで保存場所に困らないです。
どのくらいコンパクトかというと箱ごとRTX4070Tiの箱の中に納まってしまうくらいにはコンパクトです。
いや、Yestonの4070Tiの箱がデカいだけか?
何故か2枚入っていた紙以外の付属品はPCI-E 8pin×3 ⇒ 12VHPWRの変換アダプタだけです。
4070Tiに付属していたのはPCI-E 8pin×2 ⇒ 12VHPWRだったので消費電力の違いがでているのかなと思いました。
今回も12VHPWRを搭載した電源ユニットを用意したので変換は使いません。
(12VHPWRコネクタのためだけに850W買いました、700Wもあれば足りるのに)
直線基調のシンプルなデザイン、虹色に光らないのも◎
近頃流行りの白基調のデザインとなっています。ただ、このクラスで多いゴテゴテした装飾などもなく直線主体のシンプルなデザインとなっているところも特徴ですね。
昔メインで使っていたXFXのHD7750も直線主体のデザインでしたが、筆者は基本的にシンプルなデザインが好きです。
直線主体なので突起なども少なく発熱の多いモデルとしてはコンパクトです。箱だけじゃなくて中身もコンパクトです。
近頃のグラボの例に漏れずバックプレートを搭載しています。
INNO3Dのロゴは入っているものの非常にシンプルです。冷却効率を向上させるためなのかバックプレートに穴が開いているのも最近のトレンドですね。
平面が少ないので痛グラボ化は難しいですね(発熱多いからシール貼らない方がいいかも)
XFXのHD7750と並べると長さはだいたい1.3~4倍くらいです。
「カード」という言葉が合うHD7750に対して「箱」もしくは「グラフィックユニット」と言いたくなるような風貌をしています。
このHD7750は今でもちゃんと動くよ
2年前に購入したYestonの嫁グラボとくらべるとコンパクトさが際立ちます。というよりYestonがデカすぎるんだよ。
長さだけでなく厚みにも差があり、Yestonが2.5スロットに対してINNO3Dは2スロットです。
まぁ、TGP360Wクラスを2スロットというのは少し心配な気もするけど。
今回はDeepCoolのCH170に搭載しました。 寸法上は305mmまでとのことですが、300mmでも結構ギリギリですね。
このケースにYestonが入らないから新しくグラボを買い足したところもあります。
ライティングに関しては側面のINNO3Dのロゴが白固定で光るだけで流行りのRGB発光などもありません。
ここは拘ったポイントですが、このクラスの特に白モデルはRGB発光するモデルが非常に多いなか白色ワンポイントでしか光らないところが素晴らしいです。他の構成パーツもなるべく白かつ光らないでまとめています。(筆者は虹色に光るの嫌なので…)
他の構成パーツは以下です。
ちなみにマザーボードのM.2ヒートシンクに着いてるゆっくり虹色に光るLEDは結局外しました。
高性能ではあるが、無敵ではない
現行世代のGefoceのx80系なだけあって非常に高い性能を誇りますが、正直3000シリーズから4000シリーズの時ほどのインパクトはありません。
ベンチマークのスコアなんて調べればいくらでも出てくると思うので雰囲気程度に見てください。
筆者はFPSやPvPのゲームは一切やらないので基本的に4K設定もしくはWQHD設定で実施しています。(そもそも我が家にFHDモニターないし)
あとクリエイティブ系のことはしないのでエンコードとか配信とかAI生成は各自調べてね。
まず定番中の定番であるモンハンワイルズのベンチマークです。
設定は4Kウルトラのデフォルト設定、フレーム生成なしです。
CPUは共にi7 13700F、メモリは5080は32GB、4070Tiは64GBです。M-ATX⇒ITXにしたからメモリ減っちゃったよ。
RTX5080 :25803
RTX4070Ti:20171
画像の上が5080で下が4070Tiですが、メモリバスが広く高解像度に強い5080が圧倒的な強さを見せています。
ここまで行くとそろそろCPUがボトルネックになってきそうです。
フレーム生成なしなのでフレームレート全然伸びませんが60Hz出るので(余裕はないけど)なんとか快適に遊べそうですね。正直モンハンならRadeon買った方がいいです。
まぁ…筆者はまだワールドやってるけどな!
ちなみにモンハンワールドでは5080にするとなぜかDLSS等の設定が表示されなくなり4070Tiより環境的には不利になってしまいました。NVIDIAのRTXとして認識してなさそうです…
現状では原因が分らず妥協した設定でプレイしています。(それでも4070Tiと同等のフレームレート出るのは素の性能の高さが出ているのかな)
続いては既にサービス終了しているブループロトコルのベンチマークです。前回の4070Tiのレビュー時にスコア取ったので我が家での基準として載せます。
設定は前回レビューに合わせてWQHD最高設定です。5080以外は前回値です。
RTX5080がぶっちぎってくれてひとまず安心です。4Kで実施した際もスコアが2万を少し超えるくらいだったのでブループロトコルとRTX5000系は相性が良いのかもしれません。
もうサービス終了してるけどね。
他にもベンチマーク取ろうか検討しましたが、前述の通り5080のスコアなんて調べればいくらでも出てくると思うのでやめました。

最近首都高バトルをプレイするようになったのですが、これが非常に重く4070Tiではウルトラに設定すると30fps出るかどうかといった感じです。高プリセットで妥協しても100fpsは出ないので60fpsに制限してプレイしていました。
5080ならいけるだろと思いウルトラに設定してみたらなんということでしょう60fpsギリギリ出ない程度でした。重すぎるんよ…
(高設定ならギリギリ120出るから100fpsに制限して安定させてるよ)
ホイールごとタイヤ交換ができちゃいそうなくらい高いx90系には手を出すつもりがないので事実上ここが上限です。
久しぶりにハイエンドモデルを触りましたが性能の高さはともかく、消費電力の高さに驚かされました。
不満点を全て解決できたわけではありませんが、これでしばらくは戦っていけると思いたいです。
-
購入金額
184,980円
-
購入日
2025年06月28日
-
購入場所
ELSA ONLINE















ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。