Ableton Live 12.2がリリース
Live 12ユーザーに無償アップデート
https://www.ableton.com/ja/blog/live-12-2-is-out-now/
12.2 アップデートの概要
AIを活用したDAWの先駆け?
メロディからMIDIデータを作成する機能はLive 9 ぐらいから備わっていて今では当たり前のように使われている
既存曲などを読み込み、メロディ・ハーモニーファイルからMIDIデータに書き出したら、そのMIDI
データを使って別の楽器、元々ピアノの音だったモノをギターの音に置き換えたり、シンセサイザー音に置き換えたりが出来る、歌で歌ったメロディからMIDIデータへの抽出も出来てしまいます
この機能は2013年3月5日発売 Ableton Live 9 に初めて搭載されていました
メロディの音を解析してピアノロールの音に置き換えMIDIデータとする、AI技術がによってのAbleton Liveはこの機能が他のDAWに先駆けて搭載されたと思います
波形で表現される音の状態から
MIDIのピアノロールに変換されたので
ピアノやギターなどの音色に変更出来るようになった
メロディからMIDIに置き換えるのは2013年のLive9からですが、
Ableton Liveの「ディープ・フリーズ」は、CPU負荷の高いトラックやデバイスを一時的に凍結し、処理を軽くする機能でフリーズされたトラックは、オーディオとして処理され、元のデバイス設定は保存されます。必要に応じて、フリーズを解除して編集することも可能
ディープ フリーズ機能は 2006年7月14日のLive 6から出来るようになっています
MIDI Toolsなども Live 12から備わった制作支援ツールだと思います
新機能トラックにバウンス
トラックをオーディオに変換(Bounce Track in Place)」を使えば、トラック全体を一瞬でオーディオ化
Ableton Liveは先進性のかたまり、他のDAWが追従しています
普通のDAWでは左がら右に音が流れて行くことから始まりましたが、Ableton Live が登場した時はこの概念が無く、クリップに収めた音を再生するセッションビューと呼ばれるモノしかありませんでした事から始まり、後に一般的なDAWと同じような左から右に流れるアレンジメントビューが加わりました
Apple Logic Pro に新機能としてセッションビューのようなLIve Loop が加わったのは2020年ですが、Ableton Liveは20年前に登場した時からこの機能が備わっていました
また録音ボタンを押さずにMIDI鍵盤などで弾いたフレーズもキャプチャーボタンを押せばそのままMIDIデータとして残せるようにCapture機能が備わったのは2018年02月のLive 10から
Apple Logic Proでこの機能 「Flashback Capture」が導入されたのは今年のアップデートからです
その他にもMax for Live を使えばオリジナルディバイスを作成出来る機能が付いたのもかなり前からです
何かと先進性があるAbleton Liveですが、
Logic Pro が持つ ミックスされたオーディオを解析して、“ボーカル”、“ベース”、“ドラム”、ギター、ピアノ“その他の音源”というパートに分割する『Stem Splitter』はAbleton Liveにも備わって欲しい機能です
なので、Ableton Live と Apple Logic Pro を併用で使っています
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購入金額
0円
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購入日
2025年06月12日
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購入場所
Ableton
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