デモ機上がりということで、基本的には本体のみの販売となっています。

初期のiPad Airは標準のiPadと比較して薄型かつ軽量の製品として差別化されていましたが、iPad ProとiPadが併存するようになった後からはその中間を埋めるミドルクラスモデルという扱いとなり、取り立てて薄さをアピールすることもなくなっています。

取り敢えずセットアップを始める前に保護用のガラスフィルムを貼付します。

Appleアカウントを既存のものにしておくことで、他のデバイスと併用する前提での環境が自動的に構築されます。

デモ機上がりのため、購入時点で保証期間は最初から切れている扱いとなります。まあ、iPhoneでは既に3台このようなデモ機上がりを購入していますが、特に早く故障したこともないので、この辺りはAppleの信頼性をある程度信じて購入しています。

以前のiPhoneとiOSを共用していた時代とは異なり、UIもある程度はタブレットに特化した形に進化しています。もっとも次期iPad OSは遂にマルチウインドウ表示に対応するらしいので、あくまでシングルタスクに特化した現在のiPad OSはちょっと発想が古いかなという部分はあります。ただIT機器にあまり通じていない人間が適当に触ってもそこそこ使えてしまいそうなUIはAppleらしいところでさすがと思います。

さて、セットアップが終わった後で取り敢えず動作確認にYouTubeを見たりはしたのですが、それ以上やはり使い途が見つかりません。M1プロセッサを搭載していてApple Intelligenceに対応しているものの、Apple IntelligenceはiPhone 16で既にある程度使っていますので目新しさもありません…。

となると、iPad mini 2同様M-CR612との組み合わせが主な用途となります。丁度セットアップが終わった辺りのタイミングで、DENON・MarantzのHEOS対応ネットワークオーディオ機器がQobuz Connectに対応したとの情報が入ったので、早速試してみました。

この機能を活用することで、Qobuzアプリを内蔵していないオーディオ機器であっても、Qobuzの楽曲を機器の対応規格に応じて高音質に楽しむことが出来るというわけです。なおHEOS対応であっても世代が古い機器はQobuz Connectをサポートしないようです。その意味では安価ながら現行モデルであるM-CR612のメリットが発揮された格好です。

ただ、このiPad Airを買ってから本当に用途がこれ位しか見つかっていないのです。コンテンツビューアーとしてはリビングのTVも主要配信サービス及びサイトのアプリを内蔵していますし、

我が家では大抵の場合目の前にすぐ使えるPCが置かれているのです。iPadでイラストを描いたりする方もいらっしゃるようですが、私はそもそも画を描きません。

取り敢えず暫く使える程度の性能を持った製品ではありますので、少しずつ活用法を見つけるようにしたいと思いますが、なかなか難しそうです。