季節ならではの洗濯後の匂い、購入した家具のホルムアルデヒド臭が気になり脱臭機を購入。
自宅内の広さや機能などを考慮して、富士通ゼネラルの DAS-303R を購入。
購入する時に DAS-303K という機種もあってどう違うのかと思っていたら、どうやら製造年月が違うモデルということだけで性能は変わらないみたい。K の方が旧モデルで、R が新モデルです。
脱臭機はシャープの DY-S01 を所持しており、これがめちゃくちゃ性能が良くてペペロンチーノを作ろうが匂いを消し去る能力に満足していたのですが、24時間常時運転で2年経過したらプラズマクラスターイオン発生ユニットを交換しないと電源が入らない仕様になっており、動かなくなるのですよ。
シャープがどのくらいこの機種を保守してくれるのか不安なこともあり、「フィルタを交換しない機種がいいな」と思っていたところ、この富士通ゼネラルの DAS-303R がフィルタ交換しない機種だと分かり、まずは1台を購入してみました。自宅は3階建てなので、性能に満足できたら1フロアに1台を置こうと考えています。
これくらいの箱。重量はそんなに重くない。扇風機とか、そんなレベルですね。
入ってるのはマニュアルのみ。いざとなれば公式サイトからダウンロードできるのも大手メーカーの強み。
大きなACアダプターとかは無く電源式。本体下部にグレーのコードが伸びています。
片手持ち用のハンドルがあり、ここに指を入れて持ち運びできます。片手で持ち運びできるのは結構重要です。加湿器機能を持っているので、水を入れるとけっこう重いです。
この季節は加湿要らないので、まずは身を入れずに使っています。
操作パネル。本体上部にあります。日本語で分かりやすいですが、メンテナンス系の操作はいまいち分かりにくい。フィルターオートクリーンのインジケーターが光っていないと機能が ON じゃないように思えるのですが、このスイッチは「強制的に」ON にした時に付くものらしい。
競合となる製品と違うところは奥行きがあるというところ。
3つの脱臭フィルタ+オゾン発生装置+加湿機能+集塵機能を盛り込むとこれくらいのサイズ感になり、なんなら縦のサイズを小さくできてすごい感じではあります。
前面パネル内に匂いセンサーがありニオイを検知できるみたいですが、トレーニング後の汗だくの僕が目の前をうろうろしても反応してないっぽいので、部屋に臭さが充満してない限りは作動しないみたい。センサーに関してはあんまりのような気がしています。
使ったことないですが温湿度センサーもあって、ある程度自動化できるみたい。
部屋に置いとく限りは、お洒落ではない……かな。
無骨な業務用製品スタイルですね。
まぁでも上級者なら、どんな製品でもお洒落に置けるでしょ。
ちなみにホルムアルデヒド臭も若干効果がありました。
でも換気した方が早いです。
加湿タンクは、本体横にあります。
一度タンクを本体から外さないと水を入れられないタイプ。
タンクには 2.6L 入るみたい。
フィル交換不要の理由
このDAS-303R がフィルタ交換を不要としている理由は、同製品が「フィルタレス構造」と「プラズマ脱臭技術」を採用しているからのようです。この設計により、物理的なフィルタを使用せずに、臭いの元となる物質を分解・除去します。
1. フィルタレス構造
- DAS-303Rは、従来の脱臭機にあるような物理的なフィルタ(例えば活性炭フィルタやHEPAフィルタ)を持ちません。
- その代わり、臭いの元を吸着する部分が劣化しない素材でできており、洗浄やメンテナンスを行うだけで性能を維持できます。
2. プラズマ脱臭技術
- この技術では、高電圧を利用して発生させたプラズマの力で、臭い成分(有機化合物)を化学的に分解します。
- 分解された臭い成分は無害な水分子や二酸化炭素などに変わるため、フィルタに吸着させる必要がありません。
3. セルフクリーニング機能
- DAS-303Rには、脱臭ユニット自体を加熱することで内部をクリーンに保つ仕組みが搭載されています。
- この機能によって、フィルタの目詰まりや性能低下を防ぎ、交換不要な長寿命を実現しています。
4. エコロジーとランニングコストの削減
- フィルタを定期的に交換する必要がないため、廃棄物の削減やコストの節約に寄与します。
メンテナンスについて
- 完全にメンテナンスフリーではありません。吸気しているので、定期的に吸気パネルについた埃などの掃除が必要です。ただし、これも比較的簡単に行えます。
フィルタ交換が不要というのは、プラズマ技術と設計の組み合わせによるもので、同時に使いやすさとエコロジーの両立を目指した富士通ゼネラルの特徴的な製品アプローチといえます。
環境による
空気清浄機と脱臭機の違いですが、脱臭機はその名の通り匂いを分解することに特化しているもの、空気清浄機はウィルスや菌などを分解することに特化しているものです。
僕の家屋は高気密&24時間換気システムがあり空間に対して不満は無いので、脱臭に特化したものを選んでいます。
なんといっても、脱臭フィルタの交換が必要ないというのが嬉しい。
ただしこのオートクリーン運転なんですが、24時間ごとに 1.5 時間の「再生運転」があり、この時間内にフィルタを加熱して再生させるみたい。つまり24時間完全に脱臭機として稼働しているわけではないですね。
脱臭機能に関しては、個人的な体感ですが、たぶんシャープの DY-S01 の方が上なんではないかと思う。あちらは2階で「弱」で稼働するだけで 1F・3F 含めて全部の生活臭を消しているような体感があるのですが、この DAS-303R の方はそこまで威力がある感じがしません。
たぶん、DAS-303R の方はペット臭やおむつなど得意な臭気があって、僕の家には現状どちらも無いというのがあるのかと思います。
外観は古いタイプのプロダクトアウトのデザインですね。
昔ながらの家電というイメージがします。古民家とかなら似合いそうだけど、モダンではないかな。
フィルタ交換要らず
お手入れ・手間がそんなにかからないのでメンテ性は高いです。
掃除も楽です。
何より、集塵機能があるため埃を一極集中で掃除できるのもありがたい。
ランニングコストが安価
フィルタを購入する必要が無いのでランニングコストは安価で済みます。
末永く使いたい人向き。
部屋の範囲が狭いのであれば、コンパクトなタイプも売られていてお得です。
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購入金額
33,715円
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購入日
2024年07月21日
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購入場所
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