NVMe M.2 SSD を乾燥する際に、中身のデータをクローンコピーするために購入。
- M.2 にもいろんな規格があるので汎用性を考えて 2230,2242,2260,2280 に対応している
- 発熱を抑える機能がある
- オフラインクローンに対応している
という上記3点の条件で探しました。
結果、この ACASIS NVMe Cloner という製品を購入しました。日本市場では出回り始めたところというかんじで情報がネット上に少ないというのが少し不安でしたが、規格と冷却機能さえあればまぁいいだろ的な考えでした。
外箱。正直、思ったよりキレイだなと思いました。
ちゃんとしたメーカーっぽいですね。
箱にかけるコストというか失礼じゃないクオリティというレベルで、でどの程度のメーカーというのが分かるものですが、想像以上です。紙もすごく厚いしっかりしたやつだし。
むしろ、パッケージコストを落として、製品価格を下げてほしいくらい。
裏面は説明。そこまで情報は無い。
蓋を開けた。中身もしっかり詰まってる。
本体。アルミニウムのひんやりとした手触り。
真ん中の黒い部分はプラスチック。
ずっしりとしたアルミの重みを感じますが、形状から想像するよりは軽いです。
構造体はしっかりしている印象があります。初見はどっちが上でどっちが正面かまったく分からん。
こう立たせるのが正しいっぽい。まぁ向きはあんまり関係ないか。
SSD を装着するベイの蓋は、傘のように下から上へ開きます。
底面の黒い部分には滑り止めのゴムっぽい素材が使われています。
内容物は、電源アダプターと USBケーブル。
PCが無くても、単体でクローンコピーできる機能を持っていますが、USB で PC と接続することで外付けケースとして使用できます。
USB の端子は C タイプでした。
説明書は付属していますが、すべて英語です。パッケージもですが、多言語には対応していません。
かなり綺麗な造りをしていますが、専門的分野の単語を使用した英語で書かれているため学校の英語レベルでは読めないかと思います。
これは日本人には致命的で、図も少ないため、分かりにくいと思います。
500GB の M.2 を 1TB に換装するために用意してきます。
これは写真を撮影するために、本体を天地さかさまに設置しています。
真ん中の黒い部分にある四角いリリースボタンを押すと、ベイのサイドカバーが開きます。
写真は購入して開封した直後なのですが、中にサーマルパッドが入ってました。両側に入ってました。
PC に付いていた 500GB の NVMe M.2 SSD を外します。
クリエイターパソコン DAIV に付いていたもので、オプションのヒートシンクを付けたものです。
この M.2 はサムスンの PM981a 。この M.2 の情報はネット上に無いのでスペックも分からないですね。たぶん 980 と 980 pro の間に生産されたプロトタイプみたいな位置づけなんでしょうか。
Aの刻印があるソース側ベイにコピー元となる M.2 を、Bの刻印があるターゲット側ベイに新品の M.2 を装着します。
普通に装着したらすっかすかでエアフローしか冷却機能がないため不安になり、試しにヒートシンクを付けて接続してみたら普通に入りました。ちょっと窮屈ですが。
このケースには冷却ファンが付いているのが売りのひとつですが、小型ファンすぎて風量はあまりありません。どのように考えるのか主観にもよるのですが、設置面積がなければせっかくのアルミカバーが冷却機能を発揮しないように思います。
正面に丸い電源ボタンがあるので押す。
その上にある四角いクローンボタンを長押しします。
写真のようにすべてのインジケータが白く点滅したら、クローンコピーが始まります。
インジケータには 25%から100%まであるので、進捗具合が分かります。
半日くらい時間がかかるのかなと想像していたのですが、実際には 5分かかりませんでした。
めちゃくちゃ早い。マザボから外すのが短時間で面倒でないなら、バックアップとるのもこっちの方が手軽なくらいですね。
時短に満足
熱伝導の視点からでは構造デザインが良いように思えません。蓋がアルミだけど、黒い部分の素材をアルミに蓋をプラにした方がプロダクトデザインとしては良かったように思う。
ビジュアルは落ち着いた色、シンプルな形状で過剰装飾も無くかっこいいと思います。
オフラインでクローンコピーができるのが楽で購入しましたが、それが5分以内という短時間にできるのはびっくりで、機能的にも買ってよかったです。
あくまで印象
汚れる部分や無くすパーツなども無く、メンテナンスが楽です。
外見的には壊れそうな部分は見当たりませんが、内部の冷却ファンが壊れそうな印象があります。
付加価値と考える
オフラインでのクローンコピー機能がある製品は1万円前後と考えていたため、価格帯に問題はありません。オフライン機能が無いものであればもっと低コストで購入できるので、ファンによる冷却機能など考えるとコスパ良いと思います。
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購入金額
14,999円
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購入日
2024年07月21日
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購入場所
Amazon
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