業務で簡易押印として使用していたシャチハタを自宅用にし、新たに追加購入。
既存のは黒い一番格安なものを使用していたのですが、新しいのは キャップレス9 Brillio(ブリリオ) を購入してみました。
とくにこだわりがなかったのですが、ラインアップを見ていたら限定カラーの「サテンオレンジ」を発見。パーソナルカラーをオレンジと設定している自分としては、これは欲しい……だけど価格が3倍以上……と悩んだ結果、即効で普通に購入しました。価格関係ないっしょ、欲しけりゃ買うでしょ。
こんな箱で封筒に入って送られてきました。
別注品(オリジナルカスタイマイズ可能商品)のため、色やら印面やら自由にカスタマイズすることが可能です。英字で横組みしたり2段にできたりするのでクリエイター的にはカスタマイズしがいがあったのですが、もはや印鑑ではなく用途から外れてしまうので今回は普通にしました。もう1個ぐらい作りたいな。
説明書は小さいのがこれだけ。内容物はこれだけです。
本体。公式サイトでは黄色が強かったですが、実物は赤が強い感じです。
サテンの質感が高級感があり、机の上に置いておいたら通りすがりの人がびっくりして覗いてくるくらい存在感が強いです。安物ではない輝きがあります(実際に価格は高いのだけど)
本体は軽く、中身がスカスカな感じがします。作りはとてもしっかりしているのですが、軽量すぎて中身がないような、空気が詰まっているようなかんじですね。
ロック機構があり、使用しない時は印面が押し下げできないようになあっているため、このまま鞄に入れても安心です。押し下げた際にキャップがぱかっと自動で開くギミックがあるのですが、これが印面を乾燥させない役割を持っているかと思いきゃ、写真からもわかる通り、大きな隙間があります。シャチハタってキャップがあることの優位性ってそんなに無いの? でもキャップがちゃんとしまる安物の方がやっぱり乾燥しにくいのでインクが長持ちするんじゃないかま、とは思います。
このロック機構は本体をひねるだけなので、手順も簡単です。
本体にはストラップ穴も開いており、携帯に便利なようになっています。
説明書の裏面が印刷されていないので、そこに押してみた。
シャッターの開閉ギミックがあるのでひっかかりがあるのかなと考えていましたがそんなことはなく、スムーズに違和感なく押せました。
インクカラーはビジネスでは赤かなとも思ったのですが、オレンジ(朱色)にしました。
かなり赤っぽいです。説明を見ると朱色がデフォルトカラーだったみたいです。
ボトルインクのような情緒や濃淡は無いですが、しっかりはっきりとした発色で良いと思います。
小さなボディに大きなアイデア
私たちが何気なく押しているハンコ。
日本独自の文化ですが、それに気づいていない人も多いとか。海外だと自筆でのサインが主流ですね。
ちなみにシャチハタが正式なハンコとして使えない理由は「どこでも買える」という理由ではなく、「使っているうちにスポンジの部分がへたってきて形が変わるから」。
しかし逆に言えば、日本が誇る独自の文化で、日本人としての魂、個人を表現するアイコンのような存在だといえます。
なんだかハンコが素敵なアイテムに思えてきますね。
ハンコ=印鑑が日本特有といえど、印鑑という伝統的な文化に新しいデザインなどあるわけがないと思うじゃないですが。しかしさすがに長らく印鑑メーカーをやっていた企業だけあって、細かい設計思想があります。
先っぽの透明なパーツは、押印時に枠の中に入るように位置合わせがしやすくなっています。透明で向こう側が透けるので、枠の中心にバランスを合わせやすいです。このへんは何で今まで誰も考え付かなかったんだろうといえるデザインですね。
この透明なパーツは完全な丸(円)ではなく、手前は水平になって欠けています。この水平位置を枠の水平に合わせることで、まっすぐ綺麗に押印できる仕組みになっています。これも問題解決型のデザインで素晴らしい。
血液のように後世へと流れ、受け継がれていく名前のために
特に手入れが必要ないです。インクが切れたら補充液を買ってきて注入すれば再利用ができます。
印鑑は苗字なので。長く使うことができれば当然自分の子供にも与えることができます。
家紋のように受け継がれていくような、家系で使えるハンコも面白そうですね。
色を選ぶな
限定カラーだと高い。
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購入金額
2,200円
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購入日
2024年06月13日
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購入場所
シャチハタオフィシャルショップ
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