国産車であれ輸入車であれ、メンテナンス時に「純正品」を使っておけば安心です。
でも輸入車の場合、特にディーラーでメンテナンスを行う場合は
国産ディーラーのそれに比べて 高額な請求書に驚く場合もあります。
修理店によれば、持ち込みの純正品を受け入れてくださる場合もありますし
保証期間終了後なら、エンジンオイルでも非純正品を使うことを許可される場合もあります。
エンジンオイルの場合は、そのメーカーやエンジンによっては
純正じゃないとダメ ということもあるようですが
タイヤなら規格とサイズを
バッテリーでも規格とサイズを守れば大丈夫なのが実態ではないでしょうか?
私は初期保証が切れる3年目の初回車検はディーラーを利用しましたが
その後は現在に至るまで、旧知の街の修理工場に車検や点検を依頼しております。
バッテリーもエンジンオイルも、ブレーキフルードもロングライフクーラントも社外品を
使っております。
エンジンオイルは、WAKO'Sかモチュールの化学合成油を。
ブレーキフルードはトヨタのDOT4
ロングライフクーラントはトヨタのキャッスルのグリーン。
安心のトヨタのキャッスル
四半世紀前くらいだったか、知り合いの修理工場から聞いた話です。
当時ニッサンだったかトヨタだったか ロングライフクーラントの偽物が出回っていたことがあり
トラブルを経験したことがあるそうです。
ラジエーターに入っているクーラント液は、ただエンジンを冷やすためだけでなく
流通経路はもちろん、ウォーターポンプ部などの潤滑性を高めたり
金属部のサビを防いだり という目的があるのだそうです。
使用地の気温に適した濃度の 正しいロングライフクーラントを入れ,
厳寒期の凍結を防ぐ必要も含めて
正しくないクーラント液は、想像より大きなダメージを各所に与える可能性があるのだそうです。
多くのクーラント液には赤系統か緑系統の色が付いていますが、
それは万が一、クーラントの漏れがある場合、その場所を特定しやすいための工夫なんだとか。
BMWの純正クーラント液は緑系統なので、トヨタのキャッスルの緑を選んでいます。
エンジンオイルはともかく、ブレーキフルードとロングライフクーラントは
国産車 輸入車で 区別する必要は ほぼゼロだと考えます。
輸入車ディーラーで作業を依頼する場合に、わざわざトヨタのそれを使ってほしい
その分 安く仕上げてほしい と言うことは現実的では無いと思いますが
技術のある街の修理工場に依頼する場合は、利用者の責任の下
非純正品ではあるものの、信頼のトヨタ製のそれを指定しても 全く問題ないと考えます。
余談ですが タイヤにはメーカー指定タイヤというものがあるようで
メルセデスはMO BMWは☆ アウディはAO ポルシェはN テスラはT アルファはARなどなど
新車に付いているタイヤサイドには それぞれのメーカー指定を示す刻印があります。
ディーラーでは、非常に高価で割引率の低い その指定タイヤを推奨するようですが
ホントに最適化すると豪語するなら
新車時は☆ 5万キロ走行後は☆☆ 10万キロ走行後は☆☆☆ など
ダンパーの馴染や車体のヤレに応じたリプレイスタイヤを用意するのがホントなんじゃない?
それともタイヤ交換時にサスペンションブッシュ・ダンパー・時にはスプリングも刷新しろ
ということなの?
と、私はタイヤにまで厳密に純正指定を行っている現状には懐疑的です。
そもそも年の四分の一ほどの期間を共にする 夏タイヤとはかなり特性の異なる
指定マークのないウィンタータイヤを履いていることに対しては どのように解釈すればよいの?
グリップレベルはレスポンスレベルが低下することは否めませんが
ドライバーがそれに寄り添っている限り キケンは無いし クルマにもダメージは無いしね。
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購入金額
0円
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購入日
2024年頃
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購入場所
神楽坂モータース
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