PlayStation Portal リモートプレーヤー(CFIJ-18000)を購入。
競合製品である Nintendo Switch がソファやベッドに寝転がりながらプレイできるスタイルが楽で、 PS 版と Switch 版があるなら Switch 版をどうしても選ぶことになってしまうわけです。
この PlayStation Portal リモートプレーヤーが発売されたことで、プレステ側に負けてる部分がなくなるわけですから、期待の一品となりますね。
外箱。ここ最近のプレステ系のパッケージはずっとこんな感じなので、店頭でも見つけやすそう。
裏面。シンプルですね。機能より体験の方を前面に出すかんじ。
箱の展開方法が、紙の羽の部分がバラバラになってるのではなく、1枚紙だったので珍しいなと思いました。
外箱に比較して中箱は落ち着いた色で、このまま収納箱として使えそうな見た目。
収納方法も箱にすっぽりと入れるだけで余計な緩衝材も無い状態。
始めから収納箱としてデザインされているのかもですね。
マニュアルは1枚紙だけ。
注意点などが記載されており、起動手順などは書かれていません。充電方法は書かれてはいるものの、電源スイッチの位置などの記載はないです。
そして、電源スイッチの位置の説明は、本体側に貼られた画面保護紙? みたいなのに記載されています。「どうせ説明書とか読まないでしょ」みたいなメーカーからの明確なメッセージを感じますね。
背面上面のスイッチ。電源の他に音量スイッチなどがあります。
電源スイッチの横にある小さなボタンが何なのか理解できなかったのですけど、専用ヘッドフォンをでつなぐためのボタン(PS Link)だそうです。
保護紙を外した本体。この画像では既に画面に保護フィルムを貼っています。
持ってみた印象としては、非常に軽いなという印象。外観の印象から受ける重さと違って軽く、かなり取り回しが楽そう。液晶画面+バッテリー+コントローラという機能での重さのはずですが、軽いので持ち運びも楽です。
ボタン付近にあるスロットは、どうやらスピーカーっぽい。
プロダクトデザインに従事する人には驚愕の薄さで、こに液晶とバッテリーが入ってると思うと技術は進歩してるんだなとしみじみ感じますね。
唯一の付属品の、USBケーブル。Type-C です。
充分な長さがあり、PS5に繋いだままのプレイにも問題が無いです。
コントローラ部分は PS5 のコントローラと全く同じなため、手触りも操作も違和感なし。
レバーやボタン感覚も一緒です。
なお、液晶保護フィルムを貼ってしまっているため、液晶画面に段差があるように見えますが本来はフラットで段差はありません。
タッチパネルが無いので操作にとまどったのだけれど、液晶画面がタッチパネルになっているため、親指が届く範囲を触るとタッチパネルを触ったのと同じになる機能があります。ここだけ操作感が違いますね。
充電用の USB 端子は本体下部で、Switch の時はテーブル上でプレイすると差し込んだ USB ケーブルが机面に当たるため断線しないか心配だったのですが、PSPortal リモートプレーヤーの場合は少し奥にあるため、。その心配が無いです。まぁ持ち手の部分が大きいのでそもそも保護されているわけですが。
端子が隠れることで、余計なディテールが目立たず、非常に美しい外観です。
背面から。液晶画面の薄さがとにかく驚愕。
軽量なので稚拙な造りかと思えば、さすが SONY だけあって質感も良く、滑り止め加工もしっかりとされており手に馴染みやすい。
リモート専用機
海外インダストリアルデザイナーのデザインになると思うのですが、日本であまり評価されない外観だと思います。ただ当然ですが PS5 と統一感があり、美しさは感じます。
握る部分に握りやすさなどは感じられませんが、ここまで軽量にした技術と品質で、得られる体験という意味で非常に素晴らしい製品デザインであり企画だと思います。
旧 PSP の場合、CPU やメモリが入った「ゲーム機」という位置づけだったのですが、この PlayStation Portal リモートプレーヤーは、「リモートプレイ専用機」であり、あくまで処理は PS5 本体、映像出力を受け、コントローラから遠隔入力するという、それだけの端末になっています。
ネットワークのインフラが整備された現代ならではの製品仕様だと思いますが、コスト的にも素晴らしいと思います。
プレイしてみた感想ですが。
僕は PS5用のゲームソフトを未だに2本しか持っていないので、ディープな感想はないのですが。
あまり PS5 のゲームの数を持っていない理由が「デスクの前で腰を据えてゲームやる機会があまりないしな」というライフスタイルだったからわけですが、この PlayStation Portal リモートプレーヤーを所持したことで、少し前のめりにゲームをやる機会が増えるかなと想像しています。気軽にプレイできるのは、やはり嬉しいですね。
操作感としてはコントローラの造形が一緒なので全く一緒、質感も一緒。
僕が所持しているゲーム2本のうち1つが新しく購入した「ユニコーン・オーバーロード」なのですが、そのゲームの場合マップを開くのがタッチパネルで、タッチパッドが無いのが操作感として気になりました。タッチパッドは液晶画面タッチパネルを触るだけなので理解できればなんということはないのですが、その違和感だけありました。タッチパッドにボタンが割り当てられたゲームでは、少し違和感があるように思います。
液晶画面は、かなり大きく美しく感じます。Switch と比較すると特に顕著で、かなりの大画面に感じます。Switch って画面の周りに黒枠があるため画面が大きく感じられるのですが、実際の液晶画面では大きさにかなり違いがあります。
「ユニコーン・オーバーロード」でいえば、登場人物が手の平の中に指輪を持っている描写があるのですが、実際に指輪が描かれているのが Switch 版では小さく分からなかったですが、 PlayStation Portal リモートプレーヤー 版でははっきりと指輪の姿が見えます。これが見える見えないでドラマ感が全然違うので、この大画面でも購入した甲斐があったなというかんじです。
あまり良くないと思うところはなかったですが、起動時間は正直少し遅いと思いました。
まぁネットワークから PS5 の電源を入れて接続して──とやるのでクイック起動みたいなことは無いとは思います。
しっかりした造り
剛性もあり、非常に壊れにくい。世界的企業が作るサポート体制。
リモートプレイ専用機のため、プレイ時には PS5 が起動します。なので、PS5 に接続されたテレビ側が端子出力で勝手に電源が入る仕様だと、誰もいない真っ暗なリビングで誰もいないのにゲームが進んでいるという、ホラーなシーンができあがることになります。あ、PS側にもプレイの様子が映し出されているので、家族で使う人は注意ですね。
私は満足
入手困難と言われていましたが、今では簡単に入手可能です。
リモートプレイ専用機に3万円かけることに意味があるかはライフスタイルにもよると思うのですが、Switch の小さい画面や解像度、処理能力に不満を持っていた人には買う意味があると思います。
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購入金額
29,981円
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購入日
2024年03月10日
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購入場所
Amazon
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