USBケーブルを使った充電には、様々な方式があります。
比較的消費電力の少ないワイヤレスイヤフォン等では、USBの標準仕様である5V/0.9Aで充電を行うケースが多いです。
また、多くのアンドロイドスマートフォンに搭載されているCPUメーカーである、クァルコムが策定したQC 2.0/3.0(Quick Charge)という仕様があります。

更に、最近のアンドロイドスマートフォンや、iPhone 8以降のモデルでは、USB PD(Powe Delivery)2.0/3.0という仕様があります。

この様な様々な充電仕様は、充電するUSB充電器,USBケーブル,充電される機器の全てが、各仕様に対応していなければ、仕様通りの高速充電はできません。

パッケージは、裏面が白、表面が透明のチャック付きビニール袋に、USB充電器とUSB Type-C/Lightningケーブルが入っていました。
パッケージの重量は、77.1gでした。

ケーブルは、片方が、USB Type-C(充電器側)で、もう片方には、USB Type-Cコネクターと、Type-C>Lightning変換アダプターが、Type-C端子のハウジング部に短いケーブルで止められています。
変換アダプターを忘れたり、無くしたりすることが無いので、良い方法だと思います。

USB充電器は、コンセントへの差込口は回転しない固定の電極が付いています。
USB充電器は、37.4gと軽量なのですが、持ち運びには、コンセントの金属端子が、同梱物に傷を付けないか、ちょっと気を使います。

充電器の銘版を見てみると、USB PD対応らしく、5V/3A,9V/2.22A,12V/1.67Aの出力が可能なようです。

試しに、USB PD対応のノートPCに充電してみると、12V/1.59=19Wで充電できたので、仕様通りの20W充電器でした。