周囲の透明な部分はガラスではなく、アクリル板で、中央の白い部分が本体。
この本体が導光版になっていて光る、新しい形態のLEDです。
そんなわけで、ウチの場合はダイニングではないところに、ぶら下がっています。
アクリルのエッジに光が入って、いい感じ。
アクリル部分は光らず、透明に光を通すという構造デザインも哲学的。
本体の白い部分は、かなりマイルドに光るのですが、輝度はかなりあります。
写真に撮影すると違いが分かるのですが、普通、照明機器を撮影するとこういう風にはなりません。
明るい光源をカメラで撮影すれば、レンズフレアと呼ばれる白っぽい光が映り込むのですが、このパネルミナでは、そういうことが起こりません。撮影スタジオ向き!
強烈な光の照射が無く、柔らかく発光するようなイメージなのは、独自技術で面全体が発光しているからだそうです。
だから直視しても眩しくなく、だけど部屋中がかなり明るいという、技術先行のダウンライトですね。
さすがパナソニック。
影の落ち方も独特で、例えば手をかざして影を作ると、通常の照明がくっきりと形の分かる影なのですが。このパネルミナは、輪郭のぼんやりして薄くぼやーっとした影を落とすのです。
これは、平面全体が発光しているため、影の中にさらに光が上書きされるように光を落とすからだと思います。自分の頭上からの照明が作る自分自身の頭の影が気になる場合もあると思うのですが、これだとあんまり気にならないような気がします。
ということで、このパネルミナ。
設置してある場所は、キッチンカウンターとかではなく、「書斎」です。
僕は何か創っていれば幸せな人生なので、家も最初からの設計で作業用にカウンターデスクを、あちこちに作って仕事でもプライベートでもモノ作りがしやすいようにしているのですが。
この「書斎」は、吹き抜け空間を利用して、目の前が壁で圧迫感が無いように作りました。
なので、このペンダントライトは、実は半分が吹き抜け空間にぶらさがっているようにも下からは見えます。
ただ、当然下のカウンターデスクを照らすので、階下には光が届かないので実用性は無いです。
下からは、遠くでペンダントライトが月や星のように光っているのが見えるだけです。
このパネルミナは、影を抑えるので、女性のポートレート写真なんかの撮影には、かなり良いかもです。顔全体的に光がまわり、気になる凹凸をなくし、表情を明るく見せます。レフ版いらずなほど。
まだ少し値段が高いのですが、家全体を明るくし眩しくはしたくないといった人にはおススメの照明です。
技術先行とミニマムデザイン
北欧照明家具のような装飾性は無いのですが、シンプル好きにはソリッドなビジュアルは癖に刺さります。こういうのが僕は好き。僕はガラスの素材感が好きで多くの家具をガラスのものにしているのですが、それとも相性があって統一感があります。
円盤の両端(クリアフレーム)に光が届いて光って見えているのもお洒落。ガラスやアクリルはこういう表現ができるので好きです。
特にミニマムですっきり、一見普通のものに見えるというボディに先端技術が詰まっているというのも好み。モデルさんの撮影シーンでも使用できそうなほど柔らかく陰影を表現することもできて、デザイナーにとっても大満足。
「見上げても眩しくない」という機能は、本来なら光量と反比例するところなのですが技術で解決しているところにカッコよさを感じます。
満点
凸凹が少なくたまった埃もさっとひと拭き出来ます。
壊れやすいところや掃除しにくいところはなく満点ですね。
コスト高
機能付加されたことにより、一般的な照明と比較するとお高いです。
機能に価値を見出せるかですね。
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購入金額
21,828円
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購入日
2023年10月28日
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購入場所
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