スマートフォンや、USB PD(Power Delivery)対応ノートPC等、USB Type-C端子を用いて充電する機器では、デスクトップPCのUSB Type-Cにデバイスを接続したり外したりするよりも遥かに多い回数、充電ケーブルの抜き差しを行い、更にノートPCでは、充電以外に外部ストレージ等デバイスの抜き差しも行います。
USB Type-Cコネクターには、表裏が無く抜き差しが楽が故に、脱着頻度の向上と共に、雑に抜き差しを行ったりします。
すると、USB Type-Cコネクタを挿した際に、コネクターのホールドが甘くなったり、差し込むケーブルの端子によって、端子周辺に細かな傷を付けたりもします。
このコネクターを使うことにより、ケーブルの脱着が磁力による接続となり、デバイスのUSB Type-Cコネクター及びその周辺に傷を付けることもなくなります。
パッケージは、白ベースに、USBコネクターの位置が異なる3種類の商品バリエーションの写真が印字されています。
文字は、140W USB C Magnetic Adapterという商品名が印字されていて、商品の特徴が青いピクトグラムと共に、記載されています。
USB 4.0 40Gbps,140W Fast Charging,Strong Magnetic,8K/60Hz Videoと記載されていて、現状ではこのアダプターが理由で、通信のボトルネックになるようなことは無さそうです。
裏面には、仕様が記載されていますが、商品識別用のバーコードラベルが貼ってあるため、一部隠されています。
中を開けると、白のブリスターに2個セットのマグネチックアダプターが入っていて、このブリスターからアダプターを取り出すためのコネクター抜出ツールと説明書(紙片)が入っていました。
商品自体は、USB Type-CのL字変換コネクターの形状をしていて、本体から、USB Type-Cの端子部分が外れます。
この端子部分は、強力な磁力により本体と接続します。
端子部分をUSB Type-Cコネクタを搭載したデバイスに挿し、本体部分を、USB Type-Cケーブルの先端に装着することで、USBケーブルを挿さなくても、近づけるだけで、簡単に接続を行うことができます。
もともと端子自体に表裏の区別が無いUSB Type-Cですから、操作性は抜群です。
また、本体部に通電インジケーターとしてホワイトLEDも付いているので、簡単に接続の確認ができます。
ノートPCのUSB Type-C端子を使って、USB充電器でノートPCを充電してみました。
USB PDの仕様に則り、20WでノートPCを充電できることも確認できました。
このアダプターは、仕様にもありますが、USB4(40Gbps),USB PD対応、8Kビデオ出力対応と、現状ではトップエンドの仕様となっています。
残念ながら、40Gbpsに対応したUSB4デバイスや、140W充電に対応した機器は持ち合わせていませんが、USB 3.2 Gen2 x2(20Gbps)に対応したポータブルSSDを使って、DiskMarkを走らせてみました。
ちゃんと、20Gbpsでの転送が確認できました。
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購入金額
3,389円
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購入日
2023年12月09日
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購入場所
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