TSMC 6nmプロセスで製造してるだけの事はありますねー
その実力を引き出せる様にする為のドライバ熟成が楽しみなdGPUではあります。
OpenCL演算アプリだとRTX3070よりも高速な事には驚かされました。
個人的には
CrystalMark Retro の 3Dスコアが今ひとつ奮わないのだけが不満点か(Intel Arcドライバ側のOpenGL 4.6最適化が不充分?)
ちなみにOpenGLの後継が Vulkan とのこと。というわけで次期CrystalMark Neo(?)辺りは Vulkan辺りで3Dベンチマークを作ってほしいなぁ……(古い環境でも動作させられるというコンセプトのRetroなので仕方ないですが)
Adobe系ソフトも現在はOpenGLを用いているらしいのですが、Vulkan等に対応して欲しいですね。
NVIDIAもAMDも対応しているし。
Intel Arc dGPU + Ubuntu 24.04 LTS で openAPI と OpenCL アプリを動かす
Ubuntu 24.04 LTSには Kernel 6.8.0に "intel-i915" ドライバが内蔵されているので
下記コマンドだけで oneAPIアプリ(今回は Blender ) と OpenCLアプリ( BOINC ) が動作可能。
開発系でなければ、一応数ギガバイトもある intel hpctoolkit等をwgetしたりリポジトリ登録したりする必要はなさげです。
sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt install mesa-opencl-icd libze-intel-gpu1 libze1 intel-opencl-icd intel-media-va-driver-non-free libmfx1 libmfx-gen1.2 libegl1-mesa-dev libgles2-mesa-dev vainfo hwinfo clinfo
reboot
※1行ずつコピペするなり入力して実行してみてね
ライブラリパッケージが見つからない時は、バージョンが上がったり名前が変わってる可能性が高いので
"apt search "あるはずのパッケージ名の数字を抜いたやつ""
辺りのコマンドで捜索してみてね。
何故か libegl1-mesa がUbuntu 24.04 LTSでは出てこないが今のところは無くても動いている模様。
Blenderで BMW27 ベンチマークの結果 oneAPI 17.44秒でした
Blender Benchmark v4.1.0(GPU) もちゃんと動作!
あとは Linux版のArc Controlがあれば完璧なんだけれども。
そのままの状態でGPU演算やらせるとアッチッチになるので。
個人的に演算系やらせるなら 電力を160W辺りに抑えて 60℃以上になったらファン回転率を100%に設定してやりたいところではあります。最低限CLIコマンドとかあるはずだけどググってもろくに情報が出てこないのよね……
他のディストリの場合
他のLinuxディストリでも Linux Kernel 6.0.0以降、mesa22.2以降であればIntel Arc dGPUでGPU演算系アプリを動かせる可能性がありそうです。
Fedora 38以降、RHELの場合
fedora や RHEL系だとたった2個のファイルをインストールするだけでOKとのこと。
sudo dnf update
sudo dnf upgrade
sudo dnf install intel-compute-runtime oneapi-level-zero
参考サイト :
Ubuntu 22.04.4 の場合
実際に試してみたけど、流石に Intelリポジトリから
intel-level-zero-gpu level-zero libmfxgen1
を入れる必要がある模様。
libmfxgen1 は -> libmfx-gen1.2 辺りが使えそうだけれども
結局
【第54回】お手軽に画像生成するならこれ!Intel Arc A580の侮れない実力
あたりを参考にするしかなさげです。
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購入金額
52,800円
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購入日
2023年05月29日
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購入場所
どすぶりぱらだいす
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