以前MOMENT Semiconductor製という馴染みのないメーカーのUSBメモリーを購入したところ、予想以上に高性能だったという話を書きました。
実はこのUSBメモリーを買った際に、同じ価格で同じMOMENT Semiconductor製のmicroSDXC 128GBメモリーが売られていたので、そちらも購入していました。
USBメモリーが想像を超える性能を発揮してくれましたのが、microSDXCメモリーであればどうなのか、確認していきたいと思います。
USBメモリーと同様に、株式会社SACという国内代理店扱いの正規品として流通しているものとなります。
microSDXCメモリーも、やはり台湾製と明記されています。
購入価格からすれば圧倒的高性能
いつも通り、私のメインPC（Ryzen 9 3900＋ASUS PRIME X370-A）にiBUFFALO製カードリーダー・ライターBSCR20TU3を接続し、Windows 10 Pro v22H2上で計測した結果となります。
▲Crystal Disk Mark 5.1.0
▲Crystal Disk Mark 8.0.2（MB/s表示）
▲Crystal Disk Mark 8.0.2（IOPS表示）
この製品のメーカー公称性能は最大値でRead 95MB/s、Write 45MB/sとなっていますが、Read側の約95MB/sはUHS-IIの拡張ピンで接続されない限り実質的な上限値といって良いでしょう。一方のWriteは70MB/s前後はコンスタントに記録していて、格安品にありがちな書込性能の低さも認められません。また、ランダム4Kもテストした限りで大きな弱点はありません。率直に言って、大手ブランドの低価格製品より速度も出ますし、発熱等も少なく性能の良さが感じられる結果となりました。
実際に使ってみても弱点らしい弱点は感じられず、これが他社製品よりも安価に入手できるのであれば安心して使えそうです。
MOMENT Semiconductorの公式サイトによるとDRAMモジュールは自社製造、フラッシュメモリー製品は設計開発までを手がけ製造は委託しているようです。一応半導体メーカー（を名乗る企業）の純正品ということですから、そこそこの質を保っていることも期待できそうです。
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購入金額
780円
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購入日
2023年04月01日
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購入場所
パソコン工房
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