手の届きそうな そしてマニアックな欧州車 国産ならスポーツタイプのクルマを中心に
編集されている カー雑誌 Tipo
毎年2月号には「遠藤イズル」さんのイラストカレンダーが付くんです。
カーグラフィックなら1月号 永島譲二さんの素晴らしいイラストカレンダーが付きますが
全く違った筆致 全く違ったセレクト どちらがお好みでしょうか?
蹴上(けあげ)
Tipo2月号の特別付録ということなので、翌年の2月まで掲載されております。
左は2022年の2月号の最後のページ。 バンデンプラスプリンセス。
右が2023年の2月号の最初のページ。 モンテカルロのミニ。
用途も姿も違えど出自は同じクルマ。 これは意図された配置かもね。
個人的なハイライトは3月と4月
いすゞピアッツァが、蹴上三条を京阪電鉄京津線と並走する1枚。
京都市内と山科を分けている「九条山」を上り下りする路線です。
山科側に下りると、四宮〜御陵〜京都東IC〜逢坂山〜大津
京都川に下ると、蹴上〜粟田口〜三条大橋
今現在、京津線は地下を走っておりますので、この風景を見ることは叶いません。
しかし、2人の知り合いが、いすゞピアッツァに乗っていたこともあり
何度も何度も利用した道路であることもあり
私にとっては 特別な1枚となっております。
肝心の本誌の内容は
こんな感じです。
気になった方は、買ってあげてね。
補足 難読地名が多い京都 蹴上は「けあげ」と読みます。
その地名の由来には諸説あるようですが
京都の九条山には粟田口刑場という京都一の処刑場があり
そこでは計一万五千人もの人が処刑されたそうです。
当時京都には約二十万人住んでいたそうですが、十三人に一人が処刑された計算になります。
恐ろしい数ですよね、、、。
受刑を拒み、抵抗する受刑者を
蹴り上げながら連れていったことから蹴上という名前ついたという説です。
私が聞いていた これまた恐ろしい話として
かの有名な源義経が奥州に向かっている途中、
正面からやって来た10人の武士とすれ違った際に、
乗っていた馬が蹴り上げた泥水が義経の衣類にかかり、
激怒した義経が9人の従者を斬り殺したうえ、
主人の耳鼻を斬り落としたという逸話が元という説です。
様々な伝説を残している義経ですが、理不尽な行為もしていたんですね.、、、。
ちなみに、そのあとに刀についた血を洗い流した場所には御陵血洗町という町名も残っています。
御陵 という場所は もちろん天皇のお墓があるところ
山科の御陵は 天智天皇の御陵です。 京都でイチバン古い御陵でもあります。
日時計のモニュメントが目印。
開放されておりますので、どなたでも入ることは出来ますが、
府道からは、かなり奥深く道が続きます。
御陵の前まで足を運ぶとクルマの音は、全く聞こえません。
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購入金額
1,100円
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購入日
2023年01月頃
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購入場所
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