レビューメディア「ジグソー」

レトロな外観ですが、隙間に詰まった汚れがよく落ちる

 

以前から購入を検討していた超音波洗浄機を購入。

リストアップしたなかから、洗浄槽が取り外して水洗いできる、このサンワダイレクトの「200-CD037」を選びました。メンテナンス性はけっこう大事。

 

購入を検討した理由ですが、眼鏡や時計、指輪やアクセサリなどの小物を綺麗に保持できないかと考えたからです。

 

「超音波洗浄機」は、水流で洗う洗濯機のような構造と異なり、水の中の細かい気泡を超音波で振動させて、気泡がはじける衝撃波で汚れをはじき落とすという仕組みです。よく言われるのが「メガネ屋さんが使っているやつ」なのだそうですが、ぼくは体験したことがないので分からないですが。

 

11月末のブラックフライデーセールでかなり値下げが行われていたため、思い切って購入を決意したという経緯。Amazon って在庫のリアルタイム変動で価格が変わっていくので面白いですよね。

 

 

 

 

Amazon 倉庫 から送られてきたのは、こんな箱。
普通にこれに宛先が貼られて配送されてきたのでびっくりしました。

 

インターネットからの購入の場合、パッケージ外箱に宣伝文句をプリントする必要が無い(それを見て購入する人がいない)からなのですが、こういうコストダウンはとても良いと思います。通販用と店舗用の流通ラインを分けられる大手メーカーとかはやるべき手法なんでしょうね。

 

 

 

 

 中にもう1つ外箱があるのか? と思ったら普通にすぐ製品。

もうちょっと緩衝材にくるんで配送用の箱に入れてくれるとかすると、ものを大事にする派から支持されると思うのだけど。
けっこうリスキーな梱包&配送だと思うのですが、コストダウンして価格を下げてくれるならこんな嬉しいことはないです。

 

  

 

 

 内容物はこんな感じ。左からフタ、本体、洗浄カゴとアクセサリホルダ。

質素な梱包でも傷もなく、ちゃんとしてました。

 

サイズは弁当箱くらいというかんじ。
重くもなく、見た目も安っぽくはないかんじ。

 

銀色の洗浄槽ですが、真ん中の少し窪んだところが使ってみたかんじ一番汚れが落とせる範囲なかんじがします。

 

洗浄カゴは使わなくても良いとメーカーが公式で発言しているのですが、じゃぁなんでカゴが必要なのかよく分からんです。

 

 

 

モノクロのマニュアルが入っており、初めての人にも使えるようになっています。

 時計用のアタッチメントホルダや CD を洗うためのパーツは、この説明書を見ないと何に使うか分からんです。

 

CD が洗えるのは良いですね。クリーニング布で拭いて傷になるの嫌だし。これからは掃除も楽になりそう。

 

 

 

 

この製品を選んだ理由がこれ。洗浄槽とベースが分離できます。

 

洗浄槽が外れて水を入れたり捨てたりが楽というところ。

加湿器をイメージすると分かりやすいかもですが、小型のものは電源コードをぶら下げながら水道のところにいって水の出し入れしたりすると思うのですが、金属部分に水がかからないようにしたりコードが邪魔だったりするのが鬱陶しい。

この「200-CD037」は台の電源部分と上部の洗浄槽が分離するセパレートタイプのため、めちゃくちゃ便利です。

 

 

 

底部のスタンド部分には、ボタンが3つと液晶画面が付いています。

洗浄の手順としては、右の電源ボタンを押し、設定ボタンで洗浄時間を決め、スタートボタンを押すだけです。洗浄時間設定はタイマー式で、1分から5分の間で設定し、時間がくると止まります。

  

 

 

 

過去に紹介している「ガラスやすり」の目に細かい削りカスがついてブラシで擦っても取れないので、これがこの製品で綺麗に取れるか、まずは試してみました。

 

写真で白い埃のようにところどころに見えるのが、溝の中に入って取れない削りカスです。
ガラスやすりについては、下記を見てください。

 

 

  

 

 

 

60秒ほど洗浄機にかけてみた後。

ブラシで一生懸命擦ってもとれなかった削りカスが、綺麗にとれていました……!

 

正確には、やすり目の奥に食い込んでしまっている一部のカスはとれなかったのですが、大部分のカスは落ちて水に浮かんでいていました。取れないと思っていたのでちょっとびっくり。

 

ちなみに上部の水色の窓から中の様子が見えるのですが、やすりに付いた目に見える大きさの気泡がぷるぷるとすごい速さで震えているのが見えました。

 

 

この他、眼鏡やサングラスなどでも試してみたところ。全然綺麗になりませんでした。


改めて説明書を読みなおしたところ、「汚れがひどい時は中性洗剤を、水に1~2滴たらす」と書いてあったので、台所洗剤「キュキュット」をとりあえずワンプッシュ入れて試してみたところ、こちらもピカピカになりました。指のとどかない細かい金具の隙間のところ、レンズの油脂などもきれいにとれて大満足です。

 

Amazon などのレビューには「思ったより綺麗にならない」「期待外れ」などと書かれており、めちゃくちゃ綺麗になる製品ではないんだろうな小型だし、ぐらいに思っていたのですが、実際には期待以上に汚れが落ちて良い買い物でした。

たぶんひどい汚れな人が水だけで落とそうとした結果がよくなかったと思うのですが、洗剤を入れてあげればわりと綺麗になるようです。

 

 

超音波洗浄機なんて、使ってもどうせ落ちないんだろ? と疑っている人は試してみる価値ありますよ。

 

 

 

更新: 2023/01/14
デザイン性と機能美

洗浄力は期待してなかったけど期待以上

こういう製品はメーカーは「汚れが落ちる」と売り文句で言うものの実際にはそこまで洗浄能力が無い、というパターンが多いのだけれど、それが想像以上に汚れが落ちたのでびっくりしました。

 

外観は「どんな気持ちでデザインしたんだ?」と思わずにはいられない、ひと昔前の家電のような色合いや形状なのですが、2018年には発売されているロングセラー商品のようなので、ちょっとセンスが古いですね。素材や丸みのある部分は縁側がある日本住宅の居間にあった扇風機を想像するようなかんじ。

 

レトロなアイテムなので、インテリアに合わず置き場所に困るのですが、洗浄能力はあるので使用頻度は高いと思われます。

外見が今風にリニューアルするか、大容量でかっこいい製品があるなら、今度はそちらを購入してみたいと思いました。

更新: 2023/01/14
メンテナンス性

分離式が良いアイデア

超音波洗浄機は各メーカーからいろんな種類が販売されており、それぞれ容量などポイントがあるのですが、洗浄槽が外せるのはこの製品だけでした。

コンセントから電源コードを抜く手間がなかったり、金属端子部分に水がかかるのを気にしたりする手間が無いので気楽に使用できます。

 

掃除は、上部の洗浄槽だけ持ち出して水場で洗えば良いだけなのでとても楽。

 

 塗装前のプラモデル、カミソリの刃、入れ歯なども洗浄できるようです。

更新: 2023/01/14
コストパフォーマンス

エントリーモデルとして考えれば良い買い物

汚れが落ちると思うともっと大容量のものを購入すればよかったと思うのですが、ビギナーが試しに使用してみる分には良い価格感だと思います。

 

サングラスや時計バンドやアクセサリなどは、汚れを擦って落とそうとすると傷がつくのが怖いのですが、超音波洗浄機による洗浄なら隙間も綺麗になって便利です。

 

また、タイマーがあるのは便利。別の作業をしながら「ちょっと綺麗にしておくか」と仕掛け、作業が終わったら取りに来るということができるので電気代の節約、時間の節約にもなります。

  • 購入金額

    5,800円

  • 購入日

    2022年11月30日

  • 購入場所

    Amazon

10人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (1)

  • 某支配人@名古屋定住@イベント行きたいさん

    07/05

    非防水の時計のメタルバンド部に、カゴとホルダを使用して
    中性洗剤も追加して数回の洗浄を実施したら、無茶苦茶奇麗になりましたよ。

    ただ、濡らしていいものの場合は、手間なので使いません^^w

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