新車のカスタマイズとして、トヨタの特許技術であるアルミテープチューンについて少し気になっていました。
発端の事象を順序立てて箇条書きするとこんな感じ。(簡単に調べた程度なので間違っているかも)
・車の軽量化により全体的に樹脂を使うことが多くなった。
・空気の流れの中で樹脂と接触することでプラスイオンとマイナスイオンが電離してプラスイオンが帯電する(電気が留まる)する。
・結果的に、空気の流れが本来の流れとは異なる事象が発生する。エンジンやエアコンの空気の流れが悪くなる。車ボディの空気抵抗が変わったりする。電子機器の樹脂部分にプラスイオンが帯電し続けることで誤動作を起こしたりするなど。
特許のアルミテープチューンというのは、尖った形状の金属を貼り付けることで樹脂に帯電した静電気(プラスイオン)を放電させることです。
基本的に尖っている部分から放電されるようなので、ギザギザ形状がよいとされています。
このアルミテープチューンについて調べていくうちに、「車のエンジンの給気口にマイナスイオン発生器をつければ、燃費がよくなったりエアコン等の風の流れは自然になるのではないのかな・・・結局は静電気が原因なので・・・。」と考えました。
すると、同じような理論でホンダが特許を出していました。
出願日は平成16年12月10日(2004.12.10)となっている。
特許出願の日から20年をもって終了する(特許法第67条第1項)ため、2024.12.10までの特許となるはず。なので、この理論が正しかったら特許の更新するだろうし、改善点があるなら新たに特許を取り直すかもしれない。
ホンダ車が全てに特許の技術を搭載しているか不明ですが、効果がわからないアルミテープより、こちらの動向がとても気になります。
エンジンやエアコンなどの内部はホンダの特許、車ボディの空気抵抗に対してはトヨタの特許が有効かもしれません。(持論)
粘着力が好評な3M
あまり長さを必要としないと感じたので、比較的細めで1.5Mの長さのものを購入しました。
本体
実際にテスターを使用して確認しましたが、アルミテープの表面は通電しますが、粘着面は通電しませんでした。
3Mのアルミテープについて詳細に調べていませんが、「こんなにピカピカしていたら酸化被膜で覆われて通電しにくくなるのでは?」と感じました。多分通電性の表面コートなどが施されているような気もします。知らんけど。
空気の流れがある場所に対して効果があるのでは?(樹脂ケースの外側では効果が薄くなると思うので樹脂ケースの内側にアルミテープを貼るべき?)と思っていますが、アルミテープとは別の製品で「アドパワー(AdPower)」というものが同じような原理で樹脂ケースの外側に貼り付けているので、とりあえず下記にアルミテープを貼ってみました。
測定方法や測定機材が無いので一般人では数値化が出来ない。
完全な同条件(温度、湿度、気圧、風速など)で測定しないと体感的なものになってしまう。
個人的な感想としては「効果がわからん」の一言。
エンジン回りにおいては、新車より使い古された車の方が効果が出やすいとのこと。
新車にアルミテープチューンを施すと、年数経過しても本来の性能を維持できるようになる感じでしょうか。
改めてトヨタの特許を見ると、主に車体の外表面を中心にしており、内部はバッテリーケースなどの記述があります。ただ、エアクリーナー部は対象にしていないのですよね。
エンジンルームではバッテリー周辺、フロントアンダーカバー(エンジンアンダーカバー・ラジエターアンダーカバー)の内側?くらいでしょうか。
エアクリーナー周辺におけるアルミテープチューンは、どちらかというと、「アドパワー(AdPower)」の特許の方が近いですね。
アドパワーの方は複数素材を使用することで、アルミテープ単体より効率の良い自然放電を促せる製品なのだと思います。
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購入金額
853円
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購入日
2022年12月26日
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購入場所
Amazon.co.jp
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