パッケージはN社のモノよりコンパクトで、TP-Linkらしいカラーリングの化粧箱となっていました。

TP-Linkらしいパッケージ

キツキツなパッケージなので取説類は最初からヨレヨレです。

本体は手のひらサイズでコンパクトですが、N社のモノよりもW寸法がほんの少し大きく、奥行きは少し短くなっています。

上が本製品、N社製よりも少し大きい

外観は金属製のためシンプルな箱型で、ややグレーがかったライトブルーの塗装仕上げです。側面の通気口のデザインが特徴的で、他と差別化を図っているようですが、洒落た感じにも見えなくはないですが、近接するパーツの嵌合の仕方がイマイチなので折角のデザインが台無しになっている気がします。

唯一のデザインポイントか？

ポートは狭めに配置されており、それぞれのポートにアクセスランプが一つずつ付いています。N社のハブは各ポートに２つランプが付いていて、接続状況がより細かく分かる（1Gbpsで接続されているのか100Mbpsあるいは10Mbpsなのかが分かる）ようになっていましたが、本製品はシンプルに接続状態とアクセス状況が分かる感じです。

シンプルで大人し目な表示は好印象

ポートの左上にある小さい丸い穴がアクセスランプです。

本製品は外部電源式なので、ACアダプターを接続して使います。ポートのある面を正面として背面側にはACアダプターの入力端子とケンジントンロック用の孔があります。

背面側はちょっとチープな感じが、、、

ACアダプターの入力端子アップ

ACアダプターはスリムなタイプです。

裏面は壁掛け用の孔が空いています。ゴム足は付属品として添付されており、壁掛けの時は不要なのかと思いましたが、壁掛け時でもあった方がバタつかないので、単なる組み立て工程を一つ省いてコストダウンしたと言ったところでしょうか。

ゴム足はかなり安っぽいかも。。。

本製品は金属筐体でありながら軽量でもあります。樹脂製と比べると確かに重いのですが、薄板を加工して上手く仕上げています。側面の通気口のデザインも実は孔の周囲を補強するためのリブなのかも知れませんね。

使い勝手はいたって普通です。オートネゴシエーション、オートMDI/MDIXなので、深く考えずに接続するだけで簡単に使えます。但しループ検知機能はないので、ループしないよう注意が必要です。

ギガビット対応ということですが、キチンと対応しているかどうかはハブに接続した端末で確認しました。プレステ5やPCの回線速度チェックでギガビット対応を確認できました。

パワーランプは目立つけどアクセスランプは地味めです。

家庭用として使用するので熱の心配は無さそうですが、念のため風通しの良さそうな場所に設置しました。ちなみに、今まで使っていた樹脂製のモノはさらに小型で軽量だったため、宙に浮いた状態で使用していましたが、今回はハブの重さでケーブルに負担が掛かりそうなのでやめました^_^;

トータルの品質面・使い勝手ではN社製の方が優っていますが、スイッチングハブとしての機能はキチンと果たせているので、コスパに優れた実用本位の製品であると感じました。

安いので全てOK!w