iBasso Audio から発売されている、USB-C接続のDACです。
MQAストリーミングや32Bit 384kHz PCM、DSD256 を再生可能です。
USB-Cのみならず、付属アダプタによってLightning、USB-Aも接続可能です。
美しいアルマイト処理
ブラック、グリーンの二色がラインナップされていますが、私はグリーンを選択しました。
表面はさらさらなサンドブラスト加工に加えアルマイト処理がされていて、とても触り心地がいいです。
商品画像よりさらに小さく感じ、スマホに接続したときの煩わさはほとんどありません。
ちなみにグリーンの色合いですが、ちょっと濃いめのオリーブでしょうか?そんな感じの色です。
超高性能DAC-IC x2
ESS Technologoy ES9219C を二個搭載していて、それぞれモノモードで駆動しているようです。
S/N 121dB THD+N 105dB と高性能で、単体で93mW @32Ω 出力できるようです。
アンバランス3.5mmですが、音の濁りや歪なども感じられず、高級な雰囲気をばらまく音を鳴らします。
ドンシャリ気味、暖かい音
少しドンシャリ気味かな?という音です。ボーカル帯(500Hz~2kHz)の出っ張りが気になりますが、高音は軽く、かつしっかり伸び、低音は程よく響く暖かい音に仕上がっています。
コネクタ部と本体をつなぐコード部分はだいぶ短いです。ポケットなどに入れる場合は断線に多少気を使ったほうがいいかもしれません。そこまでふにゃふにゃなケーブルではありませんが。
アツアツ
心配になるくらい熱くなります。多少日が当たるくらいのズボンのポケットにスマホごと入れて使用していますが、数分でアツアツです。
手で触って数秒耐えられるくらいの温度なのでだいたい48℃くらいでしょうか。ちょっとの間握っていればすぐ冷めるので放熱不足だと思いますが、さすがに熱いです。半導体はそんなにやわくないですが、音質やサーマルドリフト等スペックに影響していそうでちょっと心配です。
専用アプリがGM
iBasso DCシリーズ専用のボリュームコントロールアプリがAndroid用にリリースされています。なんでも
「出力が2Vrmsほど出るから耳痛めるかもしれないから、
このアプリでハードウェア的に音量調節してねー」
ってことらしいですが、このソフト欠陥だらけです。
ハードウェア(本体)に設定を保存できないこと。それからアプリを開いておかないと効果ないこと。USB Audio Player Pro等ビットパーフェクト出力できるプレーヤーと併用すると競合すること。
結局使わなくなります。
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購入金額
8,800円
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購入日
2022年09月09日
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購入場所
Amazon
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