これまでAZLA製イヤーピース、SednaEarfitシリーズは色々と使ってきました。
まだレビュー未掲載のものもありますが、今まで発売されたこのシリーズは一通り買って試しています。
そんな中で、実は一つだけ買わないままであった製品がありました。それが5色のカラーバリエーションが用意されたSednaEarfit VIVID EDITIONです。特に買わない理由は無かったのですが、何となくそのうち買えば良いかという程度に考えていたためです。
そのSednaEarfit VIVID EDITIONの実売価格が、一部販売店で一気に下がっているのに気付きました。そうなると試しに買うことに躊躇が無くなる訳で、早速購入してみることにしました。従来シリーズとは硬さや形状に違いがあるということで、特に価格の下落が激しかった全サイズ詰め合わせを入手しました。これで自分にフィットするものを探す訳です。
サイズのバリエーションは SS/S/MS/M/ML/L の計6種類となります。私の耳ではMLとLは間違いなく使いませんので、身内に譲ってしまいました。また、さすがにSSは私の耳でもちょっと小さすぎるかも知れません。主に使うのはSとMSになりそうです。
VIVID EDITIONというだけあり、原色系のカラーに特徴がある訳ですが、実はこの色の違いにより軸の硬さに違いが出て微妙に音質差が付くといわれています。今回は一種類しか購入していないので確認することは出来ませんが…。
自分の耳へのフィットが完璧だった
当初Unique Melody Mini MESTに装着してみたのですが、このイヤフォンには先日掲載したSednaEarfit MAXの方が音質的なマッチングが良かったので、すぐにメインのイヤフォンである64AUDIO U4との組み合わせに切り替えてみました。
64AUDIO U4にはこれまでAcoustune AET08 Mサイズを主に組み合わせていました。イヤーピースの穴とイヤフォンのノズルを面位置に合わせるのに向いた形状で、音質も装着感も大きな癖が無いことを気に入っている製品です。
今回はSednaEarfit VIVID EDITIONのSサイズを組み合わせて試聴してみました。
正直言って、見た目のマッチングはAET08の方が良い気がします…。
しかし、64AUDIO U4+Sサイズは私の耳の形状にピタリとマッチしました。装着位置がより理想に近づいたためか、全帯域に渡って解像度が増し、低域がタイトに締まりますし高域方向のヌケが向上します。
U4の持ち味であるヴォーカル帯域の質感の高さも損なわれていませんし、低域の締まりが出たことで空間の見通しも良くなり、オーディオ的なグレードアップが感じられます。MSサイズにするとノズル先端が少し鼓膜から遠ざかるのか、中低域~中域の密度が下がり、解像度もやや落ちる感覚があります。AET08のMサイズとSednaEarfit VIVID EDITION MSサイズの比較であればAET08の方が合っている感覚があります。Sサイズと私の耳のマッチングがそれだけ良かったということでしょう。
という訳で、既に3年以上不動の組み合わせだったU4+AET08 Mサイズのコンビを、先日からはU4+SednaEarfit VIVID EDITION Sサイズへと変更することにしました。Mini MESTで好相性だったSednaEarfit MAXも試してみたのですが、U4との組み合わせに限ればSednaEarfit VIVID EDITIONの方に魅力がありました。
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購入金額
1,010円
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購入日
2022年08月09日
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購入場所
Amazon
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