先日リビングの「4K対応」液晶TV、Panasonic TH-43FX500に4K TVチューナー、PIXELA PIX-SMB400を接続した話を掲載しました。
当然ではありますが、外付けのチューナーを使うということは、HDMI端子に接続することになります。
TH-43FX500の入力端子はHDMI×3だけで、以前のTVのようなアナログコンポーネント入力や、PC用のDVIなどが用意されている訳ではありません。
しかしながら、現在TH-43FX500には以下の機器が接続されています。
・キューブ型Windows PC(Windows 10)
・BDレコーダー(SONY BDZ-AT350S)
・SONY PlayStation 3(CECH-2500A)
・SONY PlayStation 4(CUH-1000AA01)
ここにチューナーのPIX-SMB400が加わりましたので、機器数は5台となる訳です。
元々は2台のPlayStationをHDMI切り替え機に繋いで、ここを切り替えて使っていました。ただ、このとき用意したHDMI切り替え機はとにかく安いものと選んだもので、4K放送の画質を体感するために接続するチューナーをここに繋いでしまうと、多少なりとも劣化が気になります。
こちらの切り替え機は1080pまでのサポートですし、サポートしているHDMIバージョンもHDMI 1.4bまでです。そこで、さすがに最低限4K解像度の対応を明記しているものが必要と思い、チューナー接続に合わせて新たに調達することにしました。
折角調達するのであれば、今後新しい機器が増えても対応出来る程度のものが望ましいということで、今回は安さではなく対応規格をきちんと見て買うことにしました。
単に4K対応というだけであれば、安価な切替器は多く存在しています。しかし現在の仕様ですらBS 4Kはフレームレート60pまで規格として定められている訳ですが、安価な切替器の多くは4K解像度では30pまでしかサポートしていないものが殆どです。さらに解像度だけ対応していてもHDCPがVer2.2に対応していなければ4K放送をサポート出来ません。
また、画質の点では折角TVがHDRをサポートしているので、切替機でもHDRをサポートしていることも条件となります。
その条件に沿って探してみたところ、比較的手頃な価格で条件を満たしたのが、今回購入したサンワサプライ 400-SW035でした。なお、400-SW035は3入力1出力ですが、4入力1出力のバリエーションモデル400-SW036も用意されています。
動作、画質共に問題なく動作
このサンワサプライ 400-SW035は、メーカー直営の通販サイト「サンワダイレクト」専売モデルであり、化粧箱等は用意されておらず無地の箱にラベルが貼られた状態で届きました。
箱の中身は切替器本体の他には、説明書と給電用USBケーブル(type A - type B micro)1本、両面テープ付きクッションシートだけです。
HDMI切替器はHDMI機器側からも給電されますので、殆どの場合にはUSBケーブルによる電源供給は必要ありません。動作が不安定な場合に給電するためのものです。
上部に入力切替スイッチが用意されていますが、これも通常は入力を検出した場所が自動的に検出されますので、手動による操作は必要ありません。複数の機器が同時に動いていて、明示的に切り替える必要がある場合などに利用することになります。
400-SW035では18Gbps以上の伝送能力を持ったHDMIケーブルを使うことが推奨されていますので、今回は買い置きしておいたQED Profile eFlex HDMIを使います。
既にこの切替器を通した状態でPIX-SMB400のレビューを記述していますので、動作や画質の点で問題になることは無かったということは証明された形となります。
高級HDMIケーブルを使って直接接続した場合と比べれば相応の劣化はあると思いますが、私自身TVにそこまで画質を求めている訳ではありませんし、そもそも私の視力では画質の細かな部分に言及するのは不可能です。
必要な条件を満たした中では最も安価な製品(当時はAmazonのセールで直販と比べてもそこそこ安かった)を購入した訳ですが、これで十分と感じられる満足度でした。
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購入金額
3,880円
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購入日
2022年03月01日
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購入場所
Amazon
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