DENON フォノカートリッジ「DL-103M」針補修
最近は針折れカートリッジ入手も競争が激しく、なかなか手に入りません しかもジャンクでも価格が暴騰してて、更にあっという間に売り切れます。
今回、何とか射止めたのがDENON DL-103Mで、神のご厚情の賜物? ボロンカンチレバーらしいのですが針は折れて付いていませんでした 画像の針は当方の用意品です。
訂正:ボロンカンチレバーでなく、高級モデルのDL-1000Aや305に採用されているアモルファスボロンをカンチレバーに使用だそうです アモルフォス:非結晶という事らしいです。
と言う訳で上画像の様に繋いでみました 再生もOKでした
このカートリッジは 縦2cm×横1.5cm、高さ1.7cmでかなり小さい、5.6gと軽いです しかもカンチレバーが溝内で、補修するレコード針を慎重に選ばないと上手く付きません
若干酔いながら音楽を聴いていました....????
トーンアームを操作していたら、レコード盤上にポトンとカートリッジ針先を落としてしまいました その瞬間ザーザーッという音しか聴こえません カートリッジを外してみたら、針先ダイヤチップが消えていました(なんてこった..水の泡..否..ダイヤチップが無い)....ヤッチマッタア~
↑針先が無くなっています 接合針なので土台金属だけ残りました
その後、針を繋ぎましたが、1回目は45回転レコード再生では高域の部分でピリピリするノイズとなったので、再度やり直して3回目で45回転レコードでも正常に再生できるようになりました ポールモーリアの45回転レコードは厳しいです 33回転なら正常?なんですけどね。
SWEEP波形 R-CH 高域が微妙かな...!
1KHzの高調波
DENONミュージアム DL-103M
https://www.denon.jp/ja-jp/museum/products/dl103m.html
あとがき
空芯型MCカートリッジなので出力電圧は0.12mVと小さいです DL-103の系統と述べていますがDL-103と言うよりもポピュラー系の音楽に向いていると思います ダイナミックで重厚な音と言うより歪の少ない再生音、軽音楽を聴いてみたい人のカートリッジと思います 再生周波数範囲:20Hz~60kHz迄伸びているのでずっとフラットは無理で20KHz付近で嵩上げしますね
今回は3回も針を付けて外した訳で、自分的に奇麗に出来なくてそれがちょっと残念です まあでも45回転レコードも再生は出来るようになったので私的には満足ですね。
2023-6-14 記事訂正 アモルフォスボロンカンチレバー
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購入金額
0円
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購入日
2022年06月頃
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購入場所
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