Analog Devices から発売されている、超低ノイズ、超低歪み、ユニティ・ゲイン安定なオペアンプです。
新しいオペアンプで(おそらく2008年発売)、性能もピカイチの高性能オペアンプです。
一回路入りの、ADA4898-1もあります。
高性能(オーディオ帯域外)
500kHz~ の帯域で-93dBcの歪率を誇る高性能オペアンプです。
データシートにはオーディオ帯域での測定結果がほぼないので比較が難しいですが、
100kHz THDのみなら10dB程度ADA4898が勝っているようです。
位相余裕も50°以上あるので、だいたいの場合発振はしないでしょう。
まあまあ高価
一石\740します。
確かに高性能なオペアンプですが、ポンポン使用できるものではないですね。
SOPのみ
いつも言っている気がしますが、私はSOPが大好きなので星5にしたいですが。
手軽にとっかえひっかえするためにはDIP変換基板を使わなければいけませんが、1.27mmは
んだは失敗しやすいのでリスクは高いです。
ただ、DIPのような足があるものは高周波帯域においてリードインダクタンスを考慮しないといけない
ので、SOPしかないADA4898は目的が高周波にあるので合理的ですね。
電源電圧に気をつけろ
この石は±5Vから動作しますが、なんと1V電圧がドロップすると出力電流が暴落します。
シミュレーションでも確認しましたが、10mAも出ないです。
入力バイアス電流も相殺回路のおかげで100nA程度なので十分小さく、だいたいの回路で動作するはずですが、電源電圧だけは気を付けましょう。
はじめ006p電池で動かそうとして、ブリブリサウンドに悩まされたのは言うまでもありません。
-
購入金額
740円
-
購入日
2022年05月22日
-
購入場所
秋月電子通商
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。