年末年始進行で個人オフィスに置いた複合機のトナーが無くなったので、交換しました。
カラーレーザー複合機に使うトナーカートリッジはその辺の家電屋さんに置いてあるわけではなく、注文するにはメーカー取り寄せが多いと思うのですが、通販全盛のこの時代なら手に入らないものはないという幸せ。おかげで交換部品の入手経路を心配しつつ機器を選ぶことないので安心ですね。
トナーカートリッジなのですが、普通はメーカー純正品に交換なのですが。
回収した使用済みカートリッジを新品として再生した(洗浄しトナーを詰めなおした)カートリッジに交換するということもあります。ただし、使用するうちにトナーがこぼれたり、すぐにトナーが切れたりと粗悪品が多いのも事実。個人資料ならまだしも、クライアントに提出するデザインカンプなど、アウトプットの品質を少しでもあげたい場合には避けた方が賢明に思います。
今回は、経費と予算をから粗利を考えて新品互換トナーにしてみました。
血眼になってキーボードを叩きマウスを荒らぶらせネットの海を探し回った結果、選んだのが「インクのチップス」さん。
国内製造や品質検査など信頼できそうな企業だったので、ここのトナーカートリッジを選びました。
互換カートリッジといっても、丁寧に梱包されて送られてきました。
純正品じゃないカートリッジを購入するのは実は初めてなのですが、安心しました。
梱包もちゃんとしているのですが、密封ラッピングもされており高品質にかける意気込みが感じられます。それだけでなく、ユニットには固定用のピンが刺さっており、仕様前に引き抜くトナー漏れ防止のシーリングテープなどガチガチに丁寧な仕事がしてあり、ちょっと感動すら覚えました。
とくにシーリングテープは詰める際に面倒なので、安価な粗悪品だと無いことが多く、それでトナー粉が漏れ出して汚れたりする原因になってるらしいです。
交換前の注意書も同封されていて、丁寧さを感じます。
個人オフィスにある機種は「MF8570Cdw」なのですが、カートリッジ交換の手順を表示してくれて素人にも分かりやすい。前面メンテナンスハッチを開けてステージを引き出すと、4色のカートリッジが並んでおり、後は取り出すだけです。
今回は、黒(BLK)を交換するだけなので、一番手前のカートリッジだけ交換します。
シールが無くなって少し寂しい感じもしますが、普通に認識され最初からそこにあったかのように鎮座します。
微妙に形状が違うとは聞いていたのですが、比較してみるとだいぶ違いますね。
左が純正品、右がチップスの互換品。
最初、大きさから違くね? と思ったのですが目の錯覚でそう見えるっぽい。
パーツの形状が違うのは自社設計ということもあるんでしょうが、逆に中国企業のネジまで完全コピー品みたいな悪意を感じないので、逆に信用できる気がします。
角度を変えて。左が純正品、右がチップスの互換品。
感光ドラムの青色違うというか濃度が全然違いますね。この色が濃い薄いで品質に差はあるんだろうか……?
起動しても何の問題もなく、トナー残量表示なども普通に使えます。
何枚か印刷してみたのですがトナーがこぼれる汚れやかすれもなく、綺麗に印刷できています。
コスパを考えると良い選択でしたね。
純正品にせまる品質
トナー粉の品質の違いまで比較していないですが、問題も全くなく、「これから全部これで良い」というのが結果です。逆に純正品ってなんであんな高いの? というメーカーに対する不信感さえ沸きますね。
色合いなどクオリティの違いですが、今回交換したのがブラックなので正直何も差がありません。
長期保存で耐候性に差がでてくる可能性はあるのですが、そういう大事なのは外部の印刷会社に出しちゃうので、内製での出力にそこまでの品質は求めないです。
次も注文したい
純正品と同等で、何も問題ありません。
印刷ランニングコストの救世主
低価格すぎれば粗悪品のようで怪しくてイヤ、メーカー純正品のように高価なものも当然イヤ。
そうすると新品互換トナーという選択になるのですが、この企業の製品はまさに僕の求めるバランスのものに思えます。
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購入金額
2,680円
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購入日
2022年01月08日
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購入場所
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